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試合結果

第5試合/K-1 WORLD GPウェルター級タイトルマッチ/3分3R・延長1R

    所属ジム
    サラバニアファミリー
    Muay Thai America Gym
    戦歴
    61戦 49勝(19KO) 10敗 2分
    11戦 9勝(5KO) 2敗 0分
    生年月日
    1987.10.19
    1992.1.28
    身長・体重
    175cm ・ 0.0kg
    175cm ・ 0.0kg
    ファイトスタイル
    サウスポー
    サウスポー
    出身地
    東京都立川市
    アルメニア・エレバン
    SNS

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試合レビュー

 久保が最強の挑戦者バダザリアンを迎えての初防衛戦。バダザリアンは初代王座決定トーナメントで一回戦を突破するも、怪我で準決勝を棄権していた。

 1R、ともにサウスポーで両者まずはローを蹴り合う。バダザリアンが鋭く速い左フックを振るうが、これは久保がよく見てかわしローを続行。久保はバダザリアンの進入を阻みながらローを打ち込んで行く。右足へのローを続けて浴び、やや効き始めた風のバダザリアン。久保はさらにローを蹴り溜めて初回を終える。

 2R、久保はやはり左ロー、右ミドルでバダザリアンを遠い間合いに居させて近づかせない。久保はバダザリアンが踏み込んできても、クリンチの場面で細かなヒザを足に送り、さらにダメージを与える。久保は依然左ローで距離をコントロールしてバダザリアンを近づかせない。

 3R、バダザリアンはカカト落としのような蹴りを見せるが局面を打開できない。久保はペースを乱されずにローを続行。バダザリアンはローを浴びる右足が効き、パンチの踏み込みが甘くなっている。久保は終了間際に右フックで切り込み、最後は左ストレートを当てて終える。判定は30-29、30-29、30-28の3-0でで久保。バダザリアンのよさを封じ込んで勝利した。

久保のマイク
「いつもは調子に乗って打ち合いに行ってしまうんですけど、今日はローに徹して、勝負に徹してしまいました。ベルトを守るためにしょっぱい試合をしてしまったんですけど、いろんなプレッシャーがあって、初防衛、バダザリアンも強い相手だし、せっかく去年このベルトを獲ることができたので、あと何年できるか分からないですけど、トレーナーに恩返しをしたいし、自分が現役でいる限りこのベルトを守り続けたいと思います。今日はまだまだビッグイベントで試合があるので楽しんでいってください」

■久保優太選手のコメント
「(試合を振り返って?)負けるのが嫌だったというか、勝負に徹してしまいました。自分なりにはもっと鮮やかにKOする予定だったんですけど、人間やっぱり良いことばっかり考えちゃうんで、その妄想通りにはいかなかったですね。(対戦相手の印象は?)やっぱりパンチが強いのとスピードが速いのは研究してきたんで、左ストレート、フックはもらわない練習はしてたんで大丈夫だったんですけど。もっと早くローが効いて倒せるかなと思っていたのが、効き始めたのが遅くて。予定では3発ぐらいローでガクッと効かせるはずだったんですけど。

(今後の目標は?)今回の3.21のビッグイベントに照準を合わせて全力疾走で頑張ってきたんで、次の予定は未定なんですけど。僕は17歳でデビューして今年で31歳。14年やってるんで、あと5戦できるかも分からないんで、出来る限り防衛してチャンピオンのまま引退する。そんな感じを予定しております」

■メルシック・バダザリアン選手のコメント
「(試合を振り返って?)正直なところ負けてはいないと思っている。久保選手は試合中に何もしていない。彼はローキックしかしていなかったが、私はパンチも含めて色々な攻撃を出していた。私が勝ったか、久保のホームということも考えて延長ラウンドだと思っていたが、こういう結果になったのは非常に残念だ。K-1も日本のファンも大好きだがこの結果だけは本当に納得できない。

(対戦相手の印象は?)どう上手く言えば分からないが、彼は世界チャンピオンだし非常に良い選手だ。(今後の目標は?)結果には本当に納得していないが日本やK-1が好きだ。自分だけではなくアルメニアやチームのメンバーも同じ気持ちだ。そういう意味でもチャンスがもらえるのならぜひ久保選手とリマッチしたい」

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試合情報

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大会名
2018年3月21日(水・祝)K-1 WORLD GP 2018 JAPAN ~K’FESTA.1~
日程
2018年03月21日(水)
会場
さいたまスーパーアリーナ(メインアリーナ)
選手
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