match result
試合結果
第14試合/K-1 WORLD GP初代ヘビー級王座決定トーナメント・決勝戦/3分3R・延長1R
- 所属ジム
- Ameno Gym
- 戦歴
- 16戦 14勝(10KO) 2敗 0分
- 58戦 51勝(22KO) 5敗 2分
- 生年月日
- 1993.12.12
- 1992.12.9
- 身長・体重
- 196cm ・ 0.0kg
- 192cm ・ 0.0kg
- ファイトスタイル
- オーソドックス
- オーソドックス
- 出身地
- クロアチア・スプリト
- オランダ・アムステルダム
- SNS
review
試合レビュー
エル・ボウニは右ストレートと左フックが伸びるが、プラチバットもガードをしっかり固めている。そして左ボディから右クロス、右ストレートとエル・ボウニをコーナーに追い詰める。プラチバットはさらに左ボディでエル・ボウニを削る。たまらず組みつくエル・ボウニは逃れる最中にマウスピースを吐き出してしまう。だがロープを背にしたとこ右ストレートを放ち、これで逆にプラチバットをとらえる。しかしプラチバットも左フックを当て返す。
2R、息を吹き返したエル・ボウニは右ストレートを振るっていき、そこから連打をまとめると、今度は逆にプラチバットがマウスピースを吐き出してしまい一時中断。だが再開すると左フックを打ち込み、これが効いたかエル・ボウニは後退してく。さらに左ミドルを入れて追うプラチバット。エル・ボウニはしかし顔へのヒザを放って反撃する。
右ストレートを伸ばすプラチバットに、エル・ボウニはヒザを突き上げる。両者消耗戦で苦しい展開となる。ロープを背にするエル・ボウニだが、プラチバットのボディにヒザ。プラチバットは攻め落さんと跳びヒザから左フック、右ストレートと振るうが、消耗しておりパンチが伸びない。守勢のエル・ボウニは再びマウスピースを吐き出してしまう。両者消耗が隠せない。ロープ・コーナーから出られないエル・ボウニをプラチバットは左フックと右ストレートで迫るが、エル・ボウニはボディワークを駆使ししてクリーンヒットを与えない。
3R、ロープを背負うエル・ボウニだが、するりとカラダを入れ替える。そしてプラチバットのボディにパンチを入れ、さらにカウンターでヒザ蹴りを見舞う。これが効いたプラチバットだが、ロープに追い詰め右スイングフックで一瞬エル・ボウニの腰を落とさせる。ジャブから右ストレートを伸ばして追うプラチバット。だが、エル・ボウニは決定打を与えない。左フックからの右ストレートでエル・ボウニをフラつかせるプラチバットだが、やはり頭を下げたクリンチでエル・ボウニは倒れず試合終了となる。
判定は29-28、30-28、30-28の3-0でプラチバット。師匠のブランコ・シカティックに続き、初代ヘビー級王者はクロアチアから誕生となった。
■アントニオ・プラチバット選手のコメント
「(トーナメントを振り返って?)まだ夢の中にいるような感じがする。そのうち起きてしまうんじゃないかと(笑)。今日は3試合やって、みなさんに楽しんでもらえたか心配だった。でも楽しんでもらえたんじゃないかと思う。最後はイブラヒムと男らしい試合になったから。(決勝戦の相手の印象は?)イブラヒムは経験値があって、タフな選手でハードな試合だった。そして一回戦も準決勝も、岩のようにタフな選手だった。蹴ったこちらの足が痛くなるほど。
(今後の目標は?)自分はこう見えても23歳で経験も浅い(笑)。このベルトを持って、いまはモチベーションが凄く高い。今日よりいい試合ができるように、トレーニングしたいと思う。(シカティックさんからのアドバイスは?)シカティックのアドバイスがなければ、ハッピーエンドにはならなかったと思う。一日3試合したのは今日が初めて。いつウォーミングアップすればいいのか、シカティックにアドバイスをもらって、このような結果になりました」
■イブラヒム・エル・ボウニ選手のコメント
「(決勝を振り返って?)いい試合だったと思う。1~2Rは俺が勝ってたと思うけど、3Rは彼のほうが勝っていた。延長になるかと思ったけどミスをしてしまったよ。(対戦相手の印象は?)いい選手だけど、向かい合ったときはそれほどのものは感じなかった。もし、再戦する機会があれば、1RでKOしてやるよ。(今後の目標は?)まず言えることは、より強くなって日本に帰ってきて、アントニオにリベンジしたい」
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試合情報
- BRAND
- 大会名
- 2017年11月23日(木・祝) K-1 WORLD GP 2017 JAPAN ~初代ヘビー級王座決定トーナメント~
- 日程
- 2017年11月23日(木)
- 会場
- さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナ
- 選手