match result
試合結果
ダブルメインイベント第1試合(第8試合)◎Krush -70kgタイトルマッチ/3分3R・延長1R
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試合レビュー
廣野はサウスポーで上体を振り、左インローを入れる。対するピケオーは右ハイキックを飛ばし、続いてボディストレート。重い音が場内に響くが、廣野は表情を変えない。ピケオーのヒザ、ハイキックをブロックしながら左ストレートを伸ばしてヒットを上げる。ピケオーは前蹴り、右ボディアッパーと攻撃にボディを織り交ぜる。対して廣野は左ストレート、左インロー。ピケオーと胸が合っても廣野は押し負けない。
2R、ガードを固くしてピケオーのパンチを弾き、廣野は左インロー、左ストレート。鼻血の見られる廣野だが、顔を紅潮させながら前に出る。ピケオーは右ストレート、ボディへの前蹴り、左右のボディフックと攻撃を散らす。廣野は小走りするようにピケオーに迫って間合いを詰め、広角度な連打を封じる。しかし、その中でクリンチとなってしまい、レフェリーから注意を与えられる。ピケオーは距離を作らんと前蹴りを打ち込み、左右フック、ボディストレートと攻撃に激しさを増す。
3R、廣野はピケオーをロープに詰めてショートの連打からヒザを突き上げるが、これはローブローとなってしまい、レフェリーが注意する。ピケオーに変わらずロープを背負わせ、廣野は顔とボディに跳びヒザを打ち分ける。ダメージは受けていないかのピケオーだが、攻め手も落ちて封じられている。場内の「廣野」コールを受け前に出る廣野だが、ピケオーを度々抱え込むような動きが見られ、レフェリーに注意を受ける。前に来る廣野の動きを見て取り、ピケオーは下から顔をへのヒザを突き上げる。
半t寧は29-29、30-28、30-29の2-0でピケオー。KOは逃したが、2度目の防衛を成し遂げた。
勝利したピケオーはファンやチーム、スポンサーへの感謝を述べ、また近くの再会を約束してリングを降りた。
■試合後のジョーダン・ピケオー選手のコメント
「試合の感想は?)正直、自分のベストパファーマンスはできなかったのが残念です。廣野選手はタフでKOできませんでした。なぜか、ジャッジでドローがあったのは疑問ですが、結果的にはよかったです。(廣野選手は距離を詰めてきたが、やりやすかった?)廣野選手はやりづらい選手だったと感じています。KOで仕留める試合をしたかったんですが、距離を詰めてくるせいでパンチが打てなかったです。でも、最終的に彼に勝つことができたよかったです。(次の試合はどんなかたちにしたい?)自分の中でいえることは、相手をKOしたい。次は誰かわからないですが、ここで約束します。必ずKOします。(ファンにメッセージを)応援ありがとうございます。最初の約束どおり、KOできず、ダウンもできませんでしたが、これだけは約束します。次は誰かが倒れます」
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試合情報
- BRAND
- 大会名
- 2017年1月15日(日)Krush.72
- 日程
- 2017年01月15日(日)
- 会場
- 後楽園ホール
- 選手