match result

試合結果

[第4試合/K-1 WORLD GP第2代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント・一回戦(3)/3分3R・延長1R]

    所属ジム
    戦歴
    52戦 40勝(16KO) 11敗 1分
    29戦 26勝(6KO) 3敗 0分
    生年月日
    1980.9.9
    1994.5.19
    身長・体重
    166cm ・ 0.0kg
    167cm ・ 0.0kg
    ファイトスタイル
    オーソドックス
    出身地
    島根県浜田市
    イギリス・ロンドン
    SNS

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試合レビュー

 1R、武尊とも対戦したウィーランは寺戸に対しやはり体の大きさがあり、寺戸のローを浴びても下がらない。逆にローを寺戸に打ち込む。パンチからローに繋ぐ寺戸だが、ウィーランは圧力を感じていないかこれが当たっても下がらない。寺戸はウィーランのパンチに相打ちのタイミングで右クロスを伸ばすが的確にはとらえられず、ならばと右ストレートをボディに打ち込むが、ウィーランはダメージを見せない。

 2R、出入り速く展開する寺戸だが、ウィーランはやはり下がらない。しかし寺戸も着実にローを当てていく。寺戸はリング中央のウィーランの周囲を足を使って戦いを繰り広げ、激闘系のファイトではなくヒット&アウェイで切り崩しに掛かる。ウィーランがローを入れれば寺戸もローを返す。お互いまだ均衡は破れない。

 3R、跳び蹴りを見せ、フック&ローと先手で攻める寺戸だが、ウィーランはすぐロー、ミドルと攻撃を返す。両者一進一退の攻防が崩れない。左構えにもスイッチするウィーランは寺戸のローをたびたび空振りさせる。そして逆に寺戸の脚にローを浴びせる。ラウンド最後、寺戸は跳びヒザからフック&ストレートで攻撃を仕掛けて終える。

 判定は30-29(ウィーラン)、29-28(寺戸)、29-29の三者三様でドロー。延長戦で勝負を決することとなる。

 EXR、ウィーランはまたサウスポーにスイッチし、寺戸が出てこようとするとストレートを伸ばすなど圧力・攻撃を正面で受けない。前に出てウィーランをロープまで追い跳びヒザを放つ寺戸だが、これはウィーランがサイドステップでかわし直撃させない。EXR、ウィーランはバックブローなど回転技を多用。疲れがあるのか、あまり自ら出てこない。逆に寺戸は跳びヒザからフック、右ストレートの猛攻で迫ってEXRを終える。

 判定は10-9(寺戸)、10-9(ウィーラン)、10-9(寺戸)の2-1で寺戸。最後まで攻めて勝利をもぎ取った。


ジェイミー・ウィーラン選手
「(試合の感想は)今日は自分の中では勝ったんじゃないかなという印象だったんですけど、3Rが終わった時、もう1Rあると思ってました。
(寺戸選手の印象は)Kー1で経験豊富なレジェンドではありますが、闘ってみて、パワーもそれほどなく、特別なものは感じませんでした。それよりも自分のパンチや蹴りの方がダメージを与えていたんじゃないかという印象を受けました。
(ファンにメッセージを)皆さんに応援していただけて、素直にうれしく感じています。2回目の来日ですが、日本のファンの皆さんに歓迎してもらえたことは心からうれしく思います。試合が終わってからファンの方とも話をしましたが、『ジェイミーが勝っていた』という声もいくつかあったので、結果はどうであれそういう風に日本のファンの方に思っていただくのはうれしいですし、自分のパフォーマンスを皆さんに楽しんでいただけたのであればうれしく思います」

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動画

試合情報

BRAND
大会名
2017年4月22日(土)K-1 WORLD GP 2017 JAPAN ~第2代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント~
日程
2017年04月22日(土)
会場
国立代々木競技場第二体育館
選手
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