match result
試合結果
第14試合/K-1 WORLD GP 2016 スーパー・フェザー級世界最強決定トーナメント・決勝戦/3分3R・延長1R
- 所属ジム
- TRY HARD GYM
- ALONZA ABLAZE
- 戦歴
- 25戦 20勝(6KO) 5敗 0分
- 63戦 52勝(13KO) 11敗 0分
- 生年月日
- 1996.8.14
- 1990.6.8
- 身長・体重
- 166cm ・ 60.0kg
- 172cm ・ 65.0kg
- ファイトスタイル
- サウスポー
- サウスポー
- 出身地
- 神奈川県愛甲郡
- 千葉県茂原市
review
試合レビュー
1R、ともにサウスポーで、功也はまず力のこもった右ローを見舞っていく。大雅は跳びヒザを繰り出すが、功也はこれを当てさせずに押さえ、そこから右ショートフックの連打をボディから顔面へと送り、続いて左ストレート。これで大雅を横向きにしてダウンさせる。
すぐさま大雅に襲い掛かった功也は再び左ストレートを打ち込み2度目のダウンを与える。
前蹴りから左フックで迫りくる功也に大雅も左右フックで打ち返すのだが、やや足に力が入っていない印象。そして3度目のダウンも左ストレートで与え、功也が4月のリベンジを果たすとともにトーナメント2度目の優勝を果たした。
■試合後の卜部 功也選手のコメント
「(試合の感想は?)日本トーナメントで準優勝だったのがホントに悔しくて。とにかく、練習しました。
(今回の消耗具合は?)僕は前回を踏まえて、今回はプランを立てて試合しました。なるべくダメージを負わないように戦いました。
(気をつけていたのは?)とにかく、足をつぶさないことです。前回、大雅くんとの試合のときはローができなかったので。あとは無駄打ちしないという。戦略的に戦いました。
(大雅選手の印象は?)すばらしい選手ですね。あの年で魅せる試合をするというのは凄いと思うので。彼のおかげで強くなれたというのはあります。
(決勝は1Rで仕掛けるつもりだった?)そうではないんですけど。蹴りをおもいっきり打てば注意が下にいくと思うので、散らしただけです。パンチ力はついたと思うので、パンチは降りぬきました。
(お兄さんとのタイトル戦については?)何も考えてないです。まずはファンのみなさんに感謝の気持ちを伝えたいですね。次、兄と戦うという気持ちにはなれないですね。ちょっと、長く考えてみたいと思います。
(練習で一番力を入れたことは?)フィジカルを徹底してやりました。倒さないと勝てないというのを痛感できたので。パンチで倒すことが少なかったので、そこを鍛えれば勝てると思ったので、上半身を強化しました。
(次の試合はいつぐらいに?)このトーナメントだけにかけてきたので、まだまだわからないです。でも、また次K-1に出るときに、さらに強くなった姿を見せられるように、みなさんに期待してほしいですね」
■試合後の大雅選手のコメント
「(試合の感想は?)とにかく悔しいです。(
決勝はどういうプランだった?)ひさしぶりに効いちゃったんで、あんまり覚えてないんですけど。とにかく、気持ちで負けないように考えてたんですけど、効いちゃいましたね。
(1回戦の印象は?)ガチガチになってたんですけど、KOできてよかったです。
(準決勝は?)蹴りをもらいすぎましたね。
(決勝でステップができなかったのは?)準決勝でローをもらいすぎました。
(今後の目標は?)とりあえず休んで、前向きに考えたいと思います。
(日本トーナメントは60kgに上げたばかりだったが、今回の身体作りはレベルアップした?)したと思います。
(1回戦、準決勝と比べて、決勝は気が抜けた部分はあった?)たった9分だったんですけど……、相手のほうが強かったです」
■大会後の前田憲作プロデューサーのコメント
「今日も盛り上がったと思います。感動して泣きそうになりました。トーナメント1回戦、去年のトーナメントで卜部兄弟をあれだけ苦しめたエルナンデスを、大雅選手がボディで戦意喪失させたのはさすがだな、と。もっと強くなるなと思いました。
卜部 弘嵩選手とヨハナ選手の試合は、サウスポーで構えることで回転技をうまく封じ込めたと思いました。そして、卜部 弘嵩選手とカリム選手。ヨーロッパで一番強いと思われてる選手に常にプレッシャーをかけるのはさすがだなと思いました。テバウ選手と小宮山選手の試合は、小宮山選手が多彩な蹴り技でパワーのあるテバウ選手を寄せ付けなかったのはさすがだなと思いました。
準決勝になっても、大雅選手の勢いは止まらなかったな、と。功也選手はテバウ選手が来ても、KO奪ったところは、テクニックでは世界ナンバーワンじゃないかな、と。そして、決勝戦。疲労度は功也選手が上だったと思うんです。でも、あそこで距離を詰められる選手というのは、功也選手しかいないのかなと思いました。
あと、スーパーファイトもいい試合が多かったですね。竹内選手と林選手の試合も、一歩も引かないで打ち合ったのがよかったですし。林選手は今後に期待ですし、竹内選手はまた見たいと思わせる試合だったと思います。。KOICHI選手と上原選手の試合もヘビーの魅力を見せてくれたと思います。
山崎選手は気の毒でしたけれど、しっかりとゴンナパー選手からダウンを奪ってるところは成長してるなと思いました。3日前に受けてくれたゴンナパー選手もよかったですけど、気持ちを切らさずに受けてくれた山崎選手もさすがだなと思いました。初開催となったK-1カレッジも、みんなそれぞれK-1を意識してアグレッシブに戦ってくれたと思います。
(タイトルマッチは卜部 弘嵩vs卜部 弘嵩を実施する?)そうですね。このトーナメントは弘嵩選手への挑戦権がかかっていて、一番に挑戦権があるのは功也だと思います。(ウルフはファールカップが規定のものではなかった?)僕もあとで聞きました。選手にはしっかりと規定を守るように伝えたいと思います。リングに上がる前にきっちりチェックすべきだと思います。
(山崎選手が敗れたが、今後のタイトル挑戦は白紙?)そういうふうには考えていないです。ただ、ゲーオ選手の回復を待たないといけないですし、山崎選手もダメージが大きいので。ゲーオ選手の欠場でこうなったわけですが、選手のことも考えながら協議して、しっかり決めたいなと思います」
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試合情報
- BRAND
- 大会名
- 2016年9月19日(月・祝)K-1 WORLD GP 2016 IN JAPAN ~スーパー・フェザー級世界最強決定トーナメント~
- 日程
- 2016年09月19日(月)
- 会場
- 国立代々木競技場第二体育館
- 選手