match result
試合結果
第3試合/K-1 WORLD GP 2016 スーパー・フェザー級世界最強決定トーナメント・一回戦(2)/3分3R・延長1R
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試合レビュー
1R、弘嵩はサウスポーに構え左ローを見舞ってスタート。ウルフは前回のようにサイドキックを飛ばしていくが、弘嵩の左ローがローブローとなって誤爆。ウルフはダメージが大きい様子で前のめりになって苦悶の表情を浮かべる。
再開するとウルフはサイドキック、後ろ回し蹴りをスピーディーに飛ばし、弘嵩もローブローを気にしないかのようにローキックを繰り出していく。左ロー、左ミドルで追う弘嵩。ここでウルフのサイドキックに同じタイミングで放ったローが再び金的に当たってしまい、ウルフはダメージの回復に時間を取られる。弘嵩には警告が出される。
再開。しかし弘嵩は誤爆を恐れずローを止めない。ウルフもサイドキック、そしてパンチ連打により力をこめる。
2R、弘嵩はウルフの掛け蹴り、フックをしっかりブロックしてローを打ち込む。ウルフの攻撃をディフェンスしてこそいる弘嵩だが、やや後手になってしまっているか。
ウルフは一瞬サウスポーとなるが、すぐオーソドックスに戻り、離れた距離からの蹴り、踏み込んでのパンチと振るってくる。弘嵩はロー、跳びヒザと見舞って終了。
3R、サウスポーでステップを踏み蹴りを飛ばすウルフに対し、弘嵩はその前足である左足に左ローを打ち込んでいく。足が効いてきたか、蹴りをもらうと体勢を崩す場面を見せ始めるウルフ。
弘嵩は左ローのプレッシャーでジリジリと追っていくのだが、また試合終了間際に左ローがウルフに対しローブローとなってしまう。ここで弘嵩にイエローカードが出され減点1となる。再開後、程なくして試合は終了となる。
判定は29-28、29-28、29-28の3-0で弘嵩。ローブローでの減点はあったが、大雅との準決勝に進んだ。
■試合後のヨハネス・ウルフ選手のコメント
「(試合の感想は?)ファンのかたがたに申し訳なかったです。最初に受けた股間への攻撃が痛みを伴い、あれ以上の力を出すことができませんでした。自分の強みである動きを封じられたようになり、今日は自分の日ではなかったと思います。
(対戦相手の印象は?)強い選手だと思います。でも、一回目にああいう攻撃があった場合は、気をつけて試合を進めるものだと思うので、2回目は意外だと思いましたし、3回目のあとも謝罪は受けていないので、アンフェアじゃないかと思いました。
(ファンへのメッセージを)今日、うまく試合を運べなかったことについて、ごめんなさいと言いたいです」
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試合情報
- BRAND
- 大会名
- 2016年9月19日(月・祝)K-1 WORLD GP 2016 IN JAPAN ~スーパー・フェザー級世界最強決定トーナメント~
- 日程
- 2016年09月19日(月)
- 会場
- 国立代々木競技場第二体育館
- 選手