match result

試合結果

メインイベント(第9試合)◎Krush -53kgタイトルマッチ/3分3R・延長1R

    所属ジム
    POWER OF DREAM
    ドージョー☆シャカリキ
    戦歴
    25戦 23勝(16KO) 2敗 0分
    21戦 7勝(4KO) 14敗 0分
    生年月日
    1996.7.12
    1995.9.20
    身長・体重
    170cm ・ 0.0kg
    164cm ・ 0.0kg
    ファイトスタイル
    サウスポー
    オーソドックス
    出身地
    東京都足立区
    茨城県古河市
    SNS

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試合レビュー

 両者は4月10日に初代王座決定トーナメント準決勝で対戦。右アッパーで武居が隆聖をKOしている。どちらも試合前にKOを誓うが、2016年のKrushを勝利で締めくくるのはどちらとなるか。

 1R、武居は左ハイで先制し、その後も左ミドル、左ハイ、前蹴りと伸びのある蹴りを飛ばし、そこから右フック、左ストレートとさっそくラッシュを仕掛ける。しかし劣勢に思われた隆聖はここで右跳びヒザを放ち、武居をダウンさせる。

 立ち上がると両者の打ち合いがスタート。ややダメージがあるかの武居だが、左ストレートを当てて次第にダメージが抜けてきたかの印象。隆聖は胸のあたりを狙った跳びヒザを再び繰り出す。武居はしかし左の蹴り~左ストレートで反撃に転じる。隆聖はパンチの被弾で鼻血が見られる。左ストレートを武居が決めると隆聖は右フックを当て返す。

 2R、隆聖は顔面前蹴りを決め、武居から距離を取って左ストレートをダッキングしてかわす。ホールディングを注意される隆聖だが、武居にクリーンヒットを与えていない。しかしかし武居はエンジンが掛かってきたか、左ストレート、ハイキック、前蹴りと攻撃に勢いを増す。

 だが、隆聖も押されながらもダウンを奪った跳びヒザを繰り出す。武居は左の蹴りをミドルとハイで蹴り分ける。

 3R 、武居は前に出て右フック、左ストレートに鋭いミドルを織り交ぜる。武居が隆聖を押していくが、隆聖も右ストレートを打ち返す。だが、武居の左ストレートがクリーンヒットする。さらに武居は左ストレートを見舞い、右顔面ヒザと隆聖を追う。しかしここで武居の放った蹴りがローブローとなってしまい、一時中断。

 再開されると武居は攻勢を緩めず隆聖を押していく。そして左ストレートから左ハイを打ち込み、隆聖はこれにバランスを崩してダウン。立ち上がった隆聖に武居は顔面前蹴りを決め、これで2度目のダウンを奪う。

 残り時間が少ないが武居は倒しに行き、左ストレートからの右フックで打ち倒し、逆転そして終了間際のノックアウトを決めた。

 初防衛を果たした武居は「こんにちは、最初ダウンを取られちゃって、こんなダサい試合をしてすみません。でも今日はどうしても勝ちたくて、2週間前に僕の大事な応援してくれる方が亡くなってしまって、その人のためにも勝ちたくて頑張りました。もっともっと強くなってスターになりたいので、もっと強くなります。もっと強くなってK-1のリングに立ちたいと思います。ありがとうございました」と勝利を喜びつつ、今後の意気込みをマイクで語った。

■試合後の武居由樹選手のコメント
「(試合の感想は?)初のメインで初防衛で。緊張というかフワフワしてた感じでした。1Rでダウンを取られて焦って。練習したことが出せなくて反省点ばかりです。メインは責任が違いました。(今年最後の試合だったが?)16年最後でプレッシャーもあったんですが、任せられたということで自信もついたのでよかったです。最初、ちょっと効いちゃってアセりましたね。3R盛り返して、自分も興奮したんですけどよかったです。

(いままでの試合とは違う?)いつもどおりという感じで考えてたんですけど、リングに上がったら浮かれていたというか。(16年はどんな年だった?)チャンピオンになって防衛できたので、来年もいい年にしたいです。(17年の目標は?)代々木のK-1で戦いたいです。もっとしっかり練習してK-1のチャンピオンになりたいと思います。ベルト二本を目指していきたいです。

(試合中、歓声は聞こえた?)全部聞こえてました。(試合は落ち着いていけた?)いや、ダウン取らなきゃいけないという感じでアセりましたね」

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動画

試合情報

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大会名
2016年12月18日(日)Krush.71
日程
2016年12月18日(日)
会場
後楽園ホール
選手
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