match result

試合結果

第3試合◎第5代Krush -60kg王座決定トーナメント・一回戦/3分3R・延長1R

    所属ジム
    ALONZA ABLAZE
    戦歴
    25戦 10勝(4KO) 15敗 0分
    27戦 9勝(3KO) 16敗 2分
    生年月日
    1986.2.28
    1985.5.19
    身長・体重
    171cm ・ 62.5kg
    167cm ・ 0.0kg
    ファイトスタイル
    オーソドックス
    オーソドックス
    出身地
    青森県八戸市
    愛媛県西条市
    SNS

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試合レビュー

 1R、明戸は開始から重厚な圧力を発して前に出、渡辺のパンチをガードで弾いて右ローを打ち込む。右スト、ローキック、前蹴りと下がらせようとする渡辺だが、明戸はのっしのっしと前に出て下がらない。ラウンド最後は明戸が渡辺をロープに詰めて思い左フックと右ストレートを浴びせて終わる。

 2R、このラウンドもやはり明戸は渡辺にプレッシャーを与えてロープに詰める。しかし渡辺は前蹴り、ハイ、跳びヒザと放ち、1Rより明戸の圧力に対抗する。攻撃を散らした後で放った右クロスもヒット。しかし渡辺の蹴り終わりに放った右ローを効かせた明戸は、ここから渡辺をさらに追って出て、左右の強打と右ローで迫る。

 3R、このラウンドもプレッシャーを掛ける明戸とそれを左右にさばく渡辺の構図は変わらず。しかし渡辺は明戸の突進をクルリとかわし、逆にコーナーに追い込むとボディへ跳びヒザ。これが効いたかガードを固めた明戸に対し渡辺はショートパンチを連打。

 ここは脱して出た明戸だが手数が少ない。渡辺は空振りの後でそのまま放ったバックブローをヒット。渡辺はさらにショートの連打から右ミドルで明戸の脇腹ををエグり、明戸がこれに左フックを当て返して終了となる。

 判定は29-28(渡辺)、30-27(明戸)、29-29の三者三様でドロー。延長戦に突入となる。

 EXR、開始すぐの攻防で明戸の頭がバッティングとなり渡辺は左目じりから出血。ドクターチェックの後で再開となる。勢いよく前に出て連打、右クロスを見舞う渡辺だが、明戸も下がらず応戦する。しかし再び渡辺の傷が開いてきて再度のドクターチェックが実施される。だがドクターは続行不可能と判断し、延長ラウンドここまでの攻防で判定を取り勝負を決することになる。

 判定は10-9(渡辺)、10-9(明戸)、10-9(渡辺)の2-1で渡辺。接戦を制し1回戦を突破した。

■試合後の渡辺武選手のコメント
「(試合の感想は?)まとめられるところを、まとめられたというか。ただ、バッティングで切れたときは、負けるかなと思ったんで、生き残ったかなって感じですね。でも、ダウン取れなかったのは悔しいです。(このトーナメントに賭ける気持ちは大きい?)そうですね。これまでチャンスをもらって、ことごとく失敗しているので。今日はなんとしても勝ちたかったです。(トーナメントの残りの試合への意気込みは?)今回みたいな判定でも、ダウンを取って明らかに勝ちとわかる試合がしたいです。もちろん、倒せるにこしたことはないので、KOを狙いにいって。何がなんでもベルトを獲りにいきたいです」

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試合情報

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大会名
2016年10月15日(土)Krush.70
日程
2016年10月15日(土)
会場
後楽園ホール
選手
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