match result
試合結果
メインイベント(第8試合)◎Krush -58kgタイトルマッチ/3分3R・延長1R
- 所属ジム
- Team KK
- K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST
- 戦歴
- 27戦 15勝(7KO) 10敗 2分
- 37戦 26勝(10KO) 11敗 0分
- 生年月日
- 1993.4.27
- 1992.1.20
- 身長・体重
- 168cm ・ 60.0kg
- 168cm ・ 62.5kg
- ファイトスタイル
- サウスポー
- オーソドックス
- 出身地
- 福島県会津若松市
- 愛知県名古屋市
review
試合レビュー
小澤はサウスポーから左ミドルを飛ばし、大岩が間合いを詰めてもプッシングで押し放す。そして大岩が伸ばしてくる右ストレートをブロックで弾き、逆に後ろ回し蹴り、前蹴りと飛ばす。大岩が距離を詰めんとしても、小澤はバックステップを駆使して距離を保つ。右ジャブ、前蹴り、左ミドルを巧みに使い大岩を懐に入れさせない小澤。
2R、小澤はミドル、横蹴りを入れ、大岩が詰めてくるとクリンチして抑える。接近戦で大岩はボディへのヒザを突き上げる。1Rより小澤に対し距離を詰めるのに成功している。そしてノーモーションでの右ストレート、さらに離れ際の右ストレートと大岩はヒットし、小澤はこれが効いてバランスを崩す場面が見られる。しかしラウンド最後は小澤もフック、ストレートを振るって大岩に迫って終える。
3R、大岩はどんどん前に出てプレッシャーを掛け、接近戦でのヒザ、そして左右フックと攻める。小澤はしかし逆にボディへのヒザを突き上げて効かせ、さらに顔への跳びヒザ。大岩の出力が落ちてきたところで小澤はさらにヒザを追加し、顔へのフック、ボディアッパーと大岩を攻めたてる。大岩は距離の近い小澤を振りほどくように手を振るうが、小澤はボディアッパーからボディへのヒザ、バックブローと小澤が攻撃を集めて終える。
判定は30-29(小澤)、29-29、29-29でドロー。延長戦で勝負を決することとなる。
EXR、小澤はボディストレート、ボディへのヒザを打ち込むが、大岩もこれにヒザを返す。前に出る大岩を小澤はサイドにスルリと足さばきでかわす。しかし大岩も右ヒザをボディに突き刺して効かせ、そこから前に出る。右ストレート、右フックで来る大岩を小澤は横にかわすが足がフラついている。右フック、右アッパーを振るう小澤だが大岩は変わらず前に来る。鼻血が見られる小澤は劣勢に映ったが左フックを打ち込むと大岩をフラつかせ、さらに小澤は跳びヒザも見舞って試合を終える。
判定は10-9、10-9、10-9といずれも小澤。パワー溢れる難敵・大岩を降し初防衛を果たした。
小澤のマイク
「お忙しいなか名古屋まで、東京から来てくださった方ありがとうございます。(小比類巻)会長、毎日ミットありがとうございます。小比類巻道場のみなさんも、俺どんどん上に行くのでお願いします。いまチームドラゴンの大岩選手をぶっ飛ばしたんですけど、俺がほんとにぶっ飛ばしたいのは武尊、おめぇだ。俺もっと強くなるんで、格闘技に懸けているので、俺には格闘技しかないので 絶対ぶっ飛ばすのでお願いします」
■試合後の小澤海斗のコメント
「全然まだまだでしたね。武尊戦が終わってから期間も短くて。それは言い訳ですけど…でも自分には課題がまだまだあるんで、それを一個一個解決して。自分と向き合っていきたいです。
(武尊選手との再戦について)早くもっと進化して、早く武尊をブッ飛ばしたいですね。武尊も兄弟分の大岩がぶっ飛ばされたんで黙ってないでしょ?(これからの目標は?)格闘家である以上、世界チャンピオンになりたいと思っているんで、世界を獲るまで小澤海斗は突き抜けます」
■試合後の大岩龍矢のコメント
「本当に悔しいです。今回タイトルマッチのチャンスをいただいて、めちゃくちゃ死ぬ気で練習して。本当に今までの自分は甘かったんじゃないかってくらい死ぬ気で練習したんで…本当に悔しいっていう気持ちです。(地元でのタイトルマッチについて)今回プレッシャーは全くなくて、めちゃくちゃいい精神状態だったんですよ。だからすごく楽しんで戦えました。
今回は本当に自信があって、チャンピオンが怖いとか全然思わなかったんですよ。大応援団が僕を信じて会場に来てくれたのにベルトが獲れなかったのは悔しいです…でも心は全然折れてないし、絶対に僕は上に行くんで。またチャンスを創ります。来年の名古屋大会にはもちろん試合ですけど、名古屋大会じゃなくてもチャンスを取りたいし、K-1にも出たいと思っています。まだ早いとか言われるかもしれないですけど、僕はそういう気持ちを持っているんで、僕は諦めないです。絶対にKrushのベルトを巻きます」
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