match result
試合結果
第7試合◎Krush -60kg Fight/3分3R・延長1R
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試合レビュー
両者は試合前、レフェリーからの注意の際にグローブを合わせてクリーンにスタート。オーソドックスの大沢の周囲を原田はフットワークで回る。左インローの原田に大沢は右ローを返す。そして右ローでフェイントしての左フックを大沢は原田にヒット。原田が左ストレートから連打をまとめると、しかし大沢はガードを固め落ち着いてヒットを許さない。
2R、大沢は前に出て距離を詰めると右ローから力を込めた左フックと右ストレートで襲う。しかし原田はこれを柔らかなボディワークでかわす。右ローを当てつつ迫っていく大沢。しかし大沢が左フックで踏み込んだところへ原田はショートストレートをカウンター。だがスピードで上回る大沢は踏み込んでの左ストレート、左フック、右ローと徐々にヒットの数を上げていく。
3R、パワフルなパンチをフック、ストレートと振るう原田だが、大沢はよく見えておりブロックしてこれを当てさせない。原田の動きも見えてきたか、手が落ちているところを見逃さずに右ストレートを当て、原田が連打をまとめてくるとやはりブロックして弾く。原田が前蹴りを打ち込んでも両手を広げて効いてないぞとアピールし、原田をスリップさせるとどうしたとばかり腰に両手を当てる。大沢は原田のパンチをブロックしつつ、最後まで翻弄するかのように振る舞い試合を終える。
判定は30-29(大沢)、29-29、29-29で大沢に1票入るもドロー。延長戦に突入となる。
EXR、意気込みを見せ前に出る原田のミドルとローを大沢はかわし当てさせない。距離を作って原田に打たせ、逆にこれをかわして大沢は右ストレートを巧打する。原田はこの右ストレートを受け一瞬のけぞるが、すぐにまた連打に入る。しかし大沢は再びカウンターの右ストレートをヒット。両者打ち合うもクリーンヒットは得られず終了となる。ゴングが鳴ると両手を広げた大沢に対しうなだれた原田と両者の様子は分かれる。
判定は3者10-9で大沢。大沢から原田に声を掛け、両者は遺恨なく分かれた。
■大沢文也選手の試合後のコメント
「(試合の感想は?)メッチャ、しょっぱい試合でしたね。試合前に緊張して。絶対に負けられないなと思っていたので、ちょっと弱い気持ちが出ちゃいましたね。(年内に-60kg級のトーナメントが開催予定だが?)そうなんですか? 知らなかったです(笑)。こんなつまんない試合しちゃいましたけど、出られますかね?(苦笑)(今後の目標は?)K-1のトーナメントに出た選手を、一人ずつ倒していきます。まあ、まずはKrushのベルトですね、すぐに追いつくので待っていてください」
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