match result

試合結果

第1試合/K-1 WORLD GP 2016 -60kg日本代表決定トーナメント・リザーブファイト/3分3R・延長1R

    所属ジム
    K-1ジム総本部チームペガサス
    戦歴
    23戦 15勝(3KO) 7敗 1分
    36戦 25勝(7KO) 11敗 0分
    生年月日
    1993.5.18
    1986.4.10
    身長・体重
    170cm ・ 0.0kg
    172cm ・ 0.0kg
    ファイトスタイル
    オーソドックス
    オーソドックス
    出身地
    群馬県前橋市
    神奈川県秦野市
    SNS

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試合レビュー

 難聴のハンディを持つ郷州とKrushでタイトル戦経験を持つ実力者・神戸によるトーナメント・リザーブファイト。

1R
 オーソドックスの両者はジャブとローを中心に相手の出方を見る。その中で郷州は跳びヒザを繰り出し、神戸はサウスポーにスイッチして好機を探る。初参戦の郷州はその意気込みを見せるように、右ストレートを当てるとそこからラッシュ。その中にも再び跳びヒザを織り交ぜる。神戸は回転の速い連打で反撃するが、郷州は下がらない。

2R
 前に出る意気込みと圧力の強い郷州は右ストレートを中心に跳びヒザ交ぜる戦いで、神戸を下がらせる場面が目立つ。逆に神戸が出てくると郷州は腕を前に伸ばし、懐を深くして攻撃を当てさせない。ラウンド終盤、前に出た郷州は神戸の連打の間に右クロスを伸ばしてヒットを上げる。

3R
 神戸は郷州の動きを読んだかのようにジャブをかわし、バックステップで攻撃に空を切らせて応戦。しかし郷州は武骨な戦いで前進すると右ストレートで神戸を襲う。距離を詰めたい郷州だが、神戸はガードを固めながらヒラリヒラリとかわし、体を入れ替え逆に郷州をロープ・コーナーに追い込むとボディから顔面と連打を走らせる。しかし、郷州も押して出て、ロープ際で跳びヒザとパンチを集める。

 判定は30-29、29-29、30-30で郷州に1票入るもドロー。延長戦に突入となる。

延長R
 郷州は前進を強めて神戸に迫る。神戸はガードを高くしてこれに応戦し、後退ではなくバックステップで間合いを保って応戦する。左ボディから入り、顔へのショートストレートを走らせる神戸。前に前に出る郷州だが、入り際に上手く神戸にショートのパンチを合わせられ、横へのステップで逃げられる。前には出ている郷州だが、神戸を思ったようにとらえられていない。それでも気迫で前に出て、右ストレートで神戸を後ずさりさせてから延長を終了。

 判定は10-9(郷州)、10-9(神戸)、10-9(神戸)の2-1で神戸。トーナメントリザーバーの権利を得た。


■試合後の郷州征宜選手のコメント
「(試合の感想は?)今回、同じ境遇の子どもたちが応援に来てくれたのに、勝利をプレゼントできなくてホントに申し訳ないと思います。
(試合結果については?)自分がしっかり相手を倒せなかったので。倒せる武器を身につけて戻ってきます。
(K-1の印象は?)やっぱり、憧れのリングに上がれて楽しかったですし、うれしかったです。また上がりたいと思いますので、イチからしっかりやっていきたいと思います」

■試合後の神戸翔太選手のコメント
「(試合の感想は?)今回、急なオファーで練習が2週間しかできなかったですけど、最後に勝ててよかったです。
(入場曲を変えたのは?)2月に試合に負けたこともあって。今回の曲のタイトルが「どうでもいいや」みたいな感じの曲なんですよね。そういうノリでいいと思いました。
(相手の印象は?)タフな選手でしたね。いい経験になりました。(延長で勝ったことについては?)これまで延長になると心が折れるところがあったんですけど、そこは成長できたな、と。
(今後の目標は?)次は万全な状態で試合をお見せしたいと思います」

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動画

試合情報

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大会名
2016年4月24日(日)K-1 WORLD GP 2016 IN JAPAN ~-60kg日本代表決定トーナメント~
日程
2016年04月24日(日)
会場
国立代々木競技場第二体育館
選手
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