match result
試合結果
第10試合/ス-パ-ファイト/K-1 -60kg Fight/3分3R・延長1R
review
試合レビュー
1R
サウスポーのテバウに弘嵩は右ハイ、右ミドル、右ローと右の蹴りを飛ばしていく。しかしテバウは体圧を発して弘嵩をロープに詰め、左ミドル、足払いを見せる。弘嵩は距離を測って右ストレート、跳びヒザと放つのだが当てさせてもらえず、逆にテバウの左ストレートを浴びてしまう。1Rは両者まだ探り合いの様相で終わる。
2R
このラウンドもテバウは体圧を発揮して弘嵩をロープに詰める。そして弘嵩のお株を奪うような跳びヒザ蹴り。これは当てさせない弘嵩だが、その後も試合は両者のロー・ミドルでの蹴り合いとなり均衡が崩れない。弘嵩はテバウに前に来させて右ストレート、跳びヒザと放つがクリーンヒットを得られない。
3R
開始からテバウはプレスして出て、左ストレートを直撃すると弘嵩は足元が覚束なくなり後退。さらにテバウは左の強打を追加で集め、弘嵩をコーナーから出させない。そして二段蹴り式の跳びヒザもヒット。コーナーに詰まった弘嵩を左ストレートと左右フックで猛攻するテバウ。前蹴りとハイキックで反撃する弘嵩だが、足に力が感じられない。しかしやがて足がしっかりしてきてジャブ、右ストレートと放つのだが、やはりラウンド最後は左スイングフック、左ストレート、左フックとテバウがせめて終わる。
判定は29-28、28-28、29-28の2-0でテバウ。計量オーバーによる減点分を跳ねのけ、王者・弘嵩を下した。
■試合後のパウロ・テバウ選手のコメント
「(試合の感想は?)卜部弘嵩選手はとてもいい選手でした。自分のすべてを出した結果、勝つことができました。こういう機会を与えて下さりありがとうございます。昨日は計量をパスできず申し訳ありませんでした。勝てたことに感謝したいと思います。K-1はすばらしいリングです。小さい頃から夢見ていたリングなので、上がることができてうれしく思います。また上がれることを楽しみにしています」
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試合情報
- BRAND
- 大会名
- 2016年4月24日(日)K-1 WORLD GP 2016 IN JAPAN ~-60kg日本代表決定トーナメント~
- 日程
- 2016年04月24日(日)
- 会場
- 国立代々木競技場第二体育館
- 選手