match result

試合結果

第11試合/スーパーファイト/K-1 -65kg Fight/3分3R・延長1R

    所属ジム
    ウィラサクレック・フェアテックスジム
    戦歴
    185戦 145勝(45KO) 36敗 4分
    156戦 148勝(49KO) 6敗 0分
    生年月日
    1984.9.5
    1995.5.1
    身長・体重
    169cm ・ 0.0kg
    178cm ・ 0.0kg
    ファイトスタイル
    サウスポー
    出身地
    タイ・バンコク
    オランダ・スヘルトーヘンボス
    SNS

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試合レビュー

 6月に世界大会の待つ-65㎏王者ゲーオが20歳にして156戦148勝(49KO)6敗2分という戦績を持つイリアスを迎え撃つ。

1R
 イリアスはガードを高く固くしてスピードある右のミドルを放って向かう。そして後ろ回し蹴りも放つ。ゲーオはこの後ろ回し蹴りの後で気合を入れ直したように前蹴りを飛ばし、跳びヒザから掴んでのヒザと連係するが、掴み行為は反則であり、レフェリーから注意を受ける。

 両者隙のない展開となるが、イリアスが放った後ろ回し蹴りにゲーオが蹴りを合わせるとこれがローブローとなってしまい、試合が一時中断となる。イリアスは前蹴り、右フックと襲うが、ゲーオはその合間に左ストレートを打ち込む。そして再び掴んでのヒザを見せてしまいレフェリーから再度の注意を受ける。

2R
 イリアスの右ミドルにゲーオは左インローで対抗。イリアスが後ろ回し蹴りを放つとゲーオはこれをかわし、距離を詰めてヒザを放つが、この時に相手を掴んでしまいレフェリーからまた注意を受ける。

 イリアスの後ろ回し蹴りの直後にゲーオは左ローを打ち込み、これを効かせるとヒザでラッシュ。さらに左ストレートでも攻勢となる。前蹴りとフックの強振で向かうイリアスだが、ゲーオは前蹴り、ミドルで対抗する。


3R
 開始からイリアスがやる気を見せ前に行くが、ゲーオはこれをさばいて当てさせない。そして左ストレート、プッシングからのヒザ、左ミドルとイリアスを攻める。両者近い距離での攻防が多くなり、ゲーオはプッシングでイリアスを下がらせ、そこからヒザ、左ミドルを飛ばす。イリアスも右ストレートで反撃する。

 攻防の中でゲーオはヒザを効かせてややイリアスの動きを止める。そして左ストレートから巧みなプッシングでイリアスをロープに詰めると、ゲーオはは左ストレートを浴びせる。そして前蹴りで後方に吹き飛ばして試合を終える。

 判定は30-29、30-29、30-29の3-0でゲーオ。難敵イリアスを前にしても難攻不落ぶりを見せ勝利した。


■試合後のイリアス・ブライド選手のコメント
「(試合の感想は?)いい試合だと自分では思ってます。1、3Rは自分が取ったと思いましたし、勝てるような試合をしていたと思います。
(ゲーオの印象は?)K-1のチャンピオンなので、試合前からいい選手だと感じていました。でも、今日の試合で、見てるみなさんには自分のほうが上と感じてもらうことができたんじゃないか、と。自分はただベルトがほしいのではなく、ベストな選手と思ってほしいので、今回の試合はとてもいいステップだったと思います。自分にとってK-1は特別なリングです。歴史もありますし。その中で自分の場所を証明するために、戦っていきたいと思います。K-1ファンのみなさん、応援してくださりありがとうございます。また、戻ってきて試合ができることを願っています」

■試合後のゲーオ・ウィラサクレック選手のコメント
「(試合の感想は?)試合に勝てて、ひとまずはホッとしてます。
(相手の印象は?)全力できたのはわかりましたが、体力がなかったのかなと思いますね。でも、相手は巧い選手で戦いにくい部分はありました。
(トーナメントについては?)トーナメントは普通の試合と違って、体調もいま以上に仕上げないといけないと思います。今回は母が来てくれたので、いつも以上に気合いが入りました。
(ファンにメッセージを)また、次も応援していただけるとうれしいです。ありがとうございます」

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動画

試合情報

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大会名
2016年4月24日(日)K-1 WORLD GP 2016 IN JAPAN ~-60kg日本代表決定トーナメント~
日程
2016年04月24日(日)
会場
国立代々木競技場第二体育館
選手
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