match result

試合結果

第11試合/K-1 WORLD GP 2016 -65kg日本代表決定トーナメント・決勝戦/3分3R・延長1R

    所属ジム
    K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST
    team VASILEUS
    戦歴
    45戦 34勝(19KO) 10敗 1分
    62戦 49勝(25KO) 13敗 0分
    生年月日
    1987.2.5
    1993.5.11
    身長・体重
    177cm ・ 0.0kg
    175cm ・ 69.5kg
    ファイトスタイル
    オーソドックス
    オーソドックス
    出身地
    京都府京都市
    愛知県名古屋市
    SNS

review

試合レビュー

1R、ガードを固め前に来る野杁に山崎は跳び上がっての前蹴り、バックスピンキックと変則的な蹴り技を多く見せ、そのディフェンスを崩さんとする。しかし野杁は淡々とした様子でこれをさばきながら前に出ていく。終了間際に久保を沈めた掛け蹴りも見せる山崎だが、野杁は浅い当たりにとどまらせる。

2R、野杁は変わらず前進していき、左右ローを放って山崎に当てていく。そして山崎をロープ・コーナーに詰める。だが、山崎も左ジャブを突いて、この位置から脱していく。右アッパー、跳びヒザと放つ山崎だが、野杁は下がらない。しかしラウンド後半は山崎が右ストレート、右クロスと右の強打を全開にして打ち合いを仕掛け、野杁をとらえ攻勢で終える。

3R、前蹴りとステップで距離を取る山崎はバックブローを放つもこれは野杁にブロックされる。野杁は接近戦を狙って前進。山崎の前足(左足)へヒザ蹴りを飛ばして嫌がらせる。山崎はプッシングで下がらせんとするが、足が効いているか。野杁はヒザだけでなく右ローでも山崎の左足を襲っていく。山崎が押しても押しても、野杁は前に出て的確な右ヒザで山崎の左足をとらえていく。左眉にカットの見られる山崎にドクターチェックが実施されるが再開。ラウンド最後は山崎が左右強打を振るって野杁を下がらせ終了となる。

判定は29-29、30-28、29-28の2-0で山崎。野杁にリベンジするとともにトーナメントを制した。

■試合後の山崎秀明選手のコメント
「(いまの気持ちは?)やってきたことが繋がったと思います。周りの人の支えがあってなので、まずは感謝を言葉にしたいです。
(ダメージは?)ちょっと頭にあって。自分の蹴った足と。スタミナというか、ズッシリ疲れた感覚はあります。
(準決勝については?)ダウン取られてしまって。一発でも当てれば倒せる自信があったので、前に出るしかないな、と。応援してくれるファンを思い出して、結果的にああいうかたちで勝つことができて。
(3Rは落ち着いて蹴れた?)そうですね。いつもひらめきで試合するので、その中で思いついて。的確に当てれば勝てると思ってたので、冷静は冷静でした。あそこまでキレイに当たったのは初めてです。
(一日で強豪3人を倒したことは?)客観的に凄いと思います(笑)。最初はマジかと思ったんですけど、やるべきことをやって生まれた結果なので。でも、ここで終わりじゃないので。ゲーオ選手にはリベンジしないといけないですし。でも、あくまで通過点。次に繋がったと思います。
(決勝は倒そうと思いましたか?)1Rは様子見で、2Rは仕掛けようと。常にKOは狙ってました。2-0で完勝とは言えないですけど、勝ちという結果に満足せず、次にいこうと思いました。
(Krushは63kgで活動してきましたが、パワーアップについては?)体重上げるのを意識するのではなくて、トレーニングした結果上がったというか。いまパンチ力が上がって。これで8オンスで当たったら、あぶないんじゃないかっていう。65kgに照準を合わせた練習、食事でやってこれたと思いますし。
(手ごたえと課題は?)手ごたえは一発当たれば会場が沸くパンチを出せると。課題はたくさんのミスがあったので、練習で一つずつ克服したいと思います。
(ゲーオ戦は?)ゴング鳴ったら走っていくだけ、倒します!」

■試合後の野杁正明選手のコメント
「(試合の感想は?)日本一取れなかったことより、負けたことのほうが悔しいですね。
(1回戦は?)作戦どおりだったなって思いました。合格点をあげれる試合だったなと思います。
(準決勝は?)相手の気持ちのほうが強かったなと思いましたね。HIROYA選手とは3回やってるので、リベンジしたい気持ちが伝わってきました。
(ダメージは?)けっこうありましたね。想定してたよりもパンチ力があって。試合終わってみると、ダメージが残ってる展開でしたね。
(決勝は?)きつかったですけど、それは山崎選手も同じなので。完敗ですね。
(前回、山崎選手と戦ったときと比べて?)パワーが上がったとは思わなかったんですけど。
(戦前に言ったvs日本人の卒業については?)リベンジしなきゃいけない相手ができたので。今回は相当プレッシャーが多くて。優勝候補にもあげてくれるかたも多かったので。ここからの僕に期待してください」

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動画

試合情報

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大会名
2016年3月4日(金)K-1 WORLD GP 2016 IN JAPAN ~-65kg日本代表決定トーナメント~
日程
2016年03月04日(金)
会場
国立代々木競技場第二体育館
選手
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