match result
試合結果
第5試合Krush -60kg Fight/3分3R・延長1R
review
試合レビュー
1R、稲石は腕を下げた構えから左右のミドルを蹴り込み、続いて同じような踏み込みから左右のフックも振るっていく。高橋はしかしフックを直撃させず、接近して右ストレートを狙う。フックはクリーンヒットできない稲石だが、ローで高橋をとらえる。すると変則的でワイルドなフックがとらえ始めるが、高橋も右ストレートを当て返す。
2R、稲石は左右にステップを踏んだ後で跳び上がって2段蹴りを見せ、さらに舌を出して高橋を挑発する。高橋がこれに呼応して前に来るとローを見舞い、ロープに詰められてもクリンチを駆使して攻撃を直撃させない。右ストレート、右ローで追う高橋だが、稲石は連続でのヒットを与えない。ラウンド最後は余裕の表れか、不発に終わるも稲石が胴回し回転蹴りを見せて終える。
3R、のっしのっしと歩いて迫る高橋だが、稲石は腕を天井に挙げてからのローキック、体を大きく振りながらのフックとやはり高橋に連続でのヒットを与えない。高橋は稲石のロー、フックを浴びながらも勢いを発して前に出る。これに押されて下がる稲石だが、左右のフックで高橋をとらえる。ラウンド最後は稲石が右ローの連打から左フック、さらにドロップキックも見舞って終了する。
判定は30-29、29-29、30-29の2-0で稲石。Krushデビュー戦を勝利で飾った。
■試合後の稲石竜弥のコメント
「本当はぶっ倒してインパクトを残したかったんですけど不甲斐ないです。(稲石選手らしい変則的な動きが)そういってもらえてうれしいです。でも次はKOで勝ちたいんでインタビューしながらでもプロテインを飲みます(笑)。DYNAMITE選手は打ち合い上等のスタイルなんで蹴りで崩してパンチで行こうと思ったんですけど、パンチ主体で行っちゃいました。KrushやK-1では殴り合わないと生き残っていけないんで、次はぶっ倒して勝つ。それだけです。Krushからは何年も前からオファーをもらっていて、いつか出たいと思っていたんで、キック人生の集大成をKrushでみせていきます。-60kg戦線に殴り込んでチャンピオンになって、KrushもK-1も稲石色に染めます」
gallery
ギャラリー
movie
動画
試合情報
- BRAND
- 大会名
- 2016年4月10日(日)Krush.65
- 日程
- 2016年04月10日(日)
- 会場
- 後楽園ホール
- 選手