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「Krush.161」5.26(日)後楽園<インタビュー>西元也史「相手がどうやってくるかというよりも、自分を100%、120%出す方が、やっぱり向いてるなと思って。それで自分の強みを最大限に生かす練習をするようにしてきた」

5月26日(土)後楽園ホールで開催される「Krush.161」の[Krushスーパー・フェザー級/3分3R・延長1R]に出場する西元也史選手のインタビューを公開!


──昨年4月に中国での勝利はあるものの、このところ国内では3連敗中と不本意な試合が続いていると思いますが。
西元 そうですね。国内で、しっかり勝つ姿を応援してる皆さんに見せられてなくて。僕は以前から、「気負いすぎてる」って周りから言われるので、試合自体をしっかり楽しんで、思いっきり普段の自分を爆発させられたらなと思います。
──不調の理由についてはどう考えていますか?
西元 やっぱり、僕の気持ちの部分ですかね。すごく準備したつもりではあったんですけど、いざとなるとよくない方に思いつめちゃう部分もあったと思うので、吹っ切って試合できたらなと思ってます。
──練習などで大きく変えてみた部分などはありますか?
西元 対戦相手に重きを置いて、どうするかああするかって、すごく考えちゃってた部分があるので、相手がどうやってくるかというよりも、自分を100\%、120\%出す方が、やっぱり向いてるなと思って。それで自分の強みを最大限に生かす練習をするようにしてきました。
──その中で、今回の相手は目黒翔大選手になります。まず印象は?
西元 真面目そうっすよね。僕の見た感じですけど真面目そうで、最近は連勝していてすごく勝ちグセもついてきて、そういう自信はあるんじゃないかなと思いますね。
──ご自身の経験からしても、そういう波ってあるものですか。
西元 もちろん絶対あると思いますし、そういうタイミングというのはあると思います。まあでも、試合は試合なので、やってみないとという部分は全然あると思うので、向こうの調子うんぬんは関係ないですね。圧倒的に勝って、その自信を粉々にしてやりたいって感じですね
──かなり気合いが入ってそうですね。
西元 入ってますね。ちょっとナメられてるんちゃうかなって思ってる部分もあるので。最近の自分の調子も含めて、「ナメんなよ」って感じで、相当気合い入ってます。
──試合に向けて、倒して勝った時の感触だったり、その時の気持ちだったりを振り返ってみたりとかは?
西元 いや、そこまでは……過去は過去なので、あの時どうだったっていうのはあんまり考えないですね。
──ではやはり、今回は自分を出してキッチリと勝って、流れを変えようと。
西元 間違いないっすね。もう一回しっかりとタイトルマッチまでたどり着いて、チャンピオンになるための試合をしようと思ってるんで。
──結局、試合の悔しさは試合で取り返すしかないわけで。
西元 ホントそうですね。1日でも早く取り返してやるっていうつもりで日々やっていくしかないんで。ホントに勝ちと負けじゃ天と地の差があるので、反骨というか、それで何とかやっていくって感じっすね。
──今は本当に早く試合がしたいと。
西元 本当に。この間も、いろいろ試合が決まりかけては流れたりというのがチョコチョコあったんで、もうけっこう前から準備はしてるんですよ。だからもうすごくいろいろ溜まってるんで、もう思いっきり全部リングで見せようかなって感じです。
──また最近はKRESTの体制も変わって、選手の移動もありましたが、その中では?
西元 逆に言えば、すごい存在感を示せるチャンスなんじゃないかなと思いますね。「KREST大丈夫なのか」って思ってるみんなに、存在感をまた出せるチャンスだとも思ってるんで。個人競技なので、他の選手はどう思ってるか分かんないですけど、僕は大丈夫です。新しいKRESTを作るというか、しっかり引っ張っていける存在になろうと思ってます。
──相手は好調でちょっとナメてるっぽいし、そして自分の気持ちもいろいろと溜まってるしと……そうなると、すごい拳が飛んできそうっすね。
西元 いやもう、そうしてみせます。溜まってるもの、このためにやってきたものをちゃんとぶつけたいですね。
──ただし、気負い過ぎないようにと。
西元 そうっすね。周りからも「真面目すぎる」ってよく言われます。全然練習と違うし、楽しんでないと。周りからもすごくよく言われるし、自分自身「実際そうやな」と思う部分ももちろんあるんで、そういうのも含めて、思いっきり楽しんでやれたらなと思ってます。
──それこそ、試合になると周りが目に入らなくなっちゃって「ガーッとなっちゃう」ということもあると思います。そこを抑えられるものですか?
西元 むしろ、その「ガーッとなる」のも中途半端にせずに振り切ってやろうって感じですね。自分らしく、そのまま出していこうと。
──では「今までと違う西元也史」ではなく、むしろ、「濃く煎じ詰めた西元也史」が見られる、みたいな。
西元 そうっすね。そういうのを見せられたらなと思ってます。そうできるように仕上げていくんで。
──では最後に、改めて今回の試合に向けての“決意”を教えていただけますか?
西元 自分を100\%以上、120\%出して、みんなと一緒に笑ってリングを降りるんで、本当に楽しみにしておいてください。
──分かりました。ありがとうございました!
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