3月21日(木)都内にて、20日に開催された「K-1 WORLD MAX 2024」の一夜明け会見が行われた。
2022年4月のプロデビュー戦でK-1MAXのレジェンド、アルバート・クラウスに判定勝ちした逸材・宇佐美 秀 メイソン(Battle Box)はK-1初参戦となった23年12月の海斗戦では激しいダウンの応酬の末にKO勝ち。K-1 2戦目となった大会で大ベテランの白須康仁(PROTAGONIST)を1RKOでマットに沈めた。
無敗記録を5に伸ばした宇佐美は「白須選手の気持ちの強さを受けた試合になりましたが、最初の会見で『リスペクトを持って潰しに行く』と言ったんですけど、その通りにできて良かったです」と試合を振り返る。
K-1ルールにアジャストしてきたと自信を見せる宇佐美は「目指しているのはチャンピオンです。現K-1ウェルター級チャンピオンは野杁正明選手ですが、すごく強いじゃないですか。いつかどこかで倒したい選手だと思いますし、日本のトップの野杁選手だと思っているので、野杁選手を倒してこそ自分がその階級の最強を証明できるかなと思うので、いつかやりたいと思います」と野杁とはいつか対戦したいと語った。
宇佐美 秀 メイソン
「白須選手の気持ちの強さを受けた試合になりましたが、最初の会見でリスペクトを持って潰しに行く』と言ったんですけど、その通りにできて良かったです。
(K-1二戦目だったがK-1ルールにアジャストしたか)アジャストしてきています。
(今後のK-1での目標は?)別に目指していることはないんですけど、目指しているのはチャンピオンです。
(自身の階級で世界トーナメント開催を希望するか)別にないです。1日2回、3回試合をするのは痛いじゃないですか。ただそれだけです。タイトルマッチをやるならワンマッチを希望します。
(昨日の大会を受けて世界で戦いたいと思うか)自分も身体を大きくしたらいけるんじゃないかなと思いましたけど、技術的な話ですけど、世界で戦っていけるようになります。
(身体を大きくして70kg世界トーナメントのワイルドカード枠で出るか)出ないです(笑)。
(昨日のMAXの大会を見て印象の残った試合は?)和島選手の試合と、自分の幼馴染の(中島)玲の試合ですね。
(2人の試合を見て足りないところは?)玲の試合に関しては、ボクサーというのもあって、キックボクシングにまだアジャストできていないというか、また課題がいっぱいあるなというふうに思いましたね。和島選手の試合は、倒れているところしか見ていないので分かんないです。
(日本人選手が負けてしまうショッキングな大会だったが、どう感じたか)僕もハーフですけど、日本人として日本人全滅というのは悔しいですね。
(ではワイルドカードで?)出ないです(笑)。
(解説で魔裟斗さんが絶賛していて、今後ぜひ覚えてほしい、期待してほしい選手、と評価していたことについて)みんなから言われたんですけど、すごく嬉しかったし、その通りだと思います。
(今後もK-1ではウェルター級の階級でやっていくか)当分はこの階級かな、というふうに思います。
(現K-1ウェルター級チャンピオンの野杁正明は意識するか)野杁選手はすごく強いじゃないですか。いつかどこかで倒したい選手だと思いますし、日本のトップの野杁選手だと思っているので、野杁選手を倒してこそ、自分がその階級の最強を証明できるかなと思うので、いつかやりたいと思います」