元K-1王者アラゾフ、“悩殺の貴公子”アカピャン絶賛「ポテンシャル高く、MAX世界チャンピオンになれる!」=3.20「K-1 WORLD MAX」
アカピャンは、ロシアの格闘技イベント『RCC』で活躍する“悩殺の貴公子”。獲得してきたタイトルは、FEA WGPライト級王座、RCC Fair Fightウェルター級王座、Tatneft Cup 2019ライト級トーナメント優勝の3つで、チンギス・アラゾフの後継者との呼び声が高い。
対するナチュックは、ウクライナの超新星。ISKA世界ライトミドル級(-72.5kg)とWAKOインターコンチネンタルミドル級(-75kg)の二冠王で突進力があり、イタリアの格闘技イベント『OKTAGON』で活躍。24歳と若く、K-1に新風を呼び込む存在として期待されている。
「子供の頃、ブルース・リーやジャッキー・チェン、ジャン=クロード・ヴァン・ダムのアクション映画をたくさん見て、彼らのマネをよくしていました。叔父がそれを見て私をスポーツジムへ連れていき、6歳から運動をはじめ、10歳からキックボクシングを学んでいます」
――K-1MAXに参戦した理由を聞かせてください。
「私は子供の頃からK-1の試合をよく見ていて、いつかこのリングに上がりたいと夢見ていました。そして、私と同じように母国の子供たちが中継をみて憧れることができればと想像していました。だから、これは私の夢が実現したと思っています。地球上で最も強いファイターが、そこで戦います。そして私は その中で一番になります!」
――K-1については、どんな印象を持っていますか?
「世界で最高の組織の 1 つだと考えています」
――開幕戦の対戦相手は、“ウクライナの希望”タラス・ナチュック選手に決まりました。
「正直に言うと、私は誰とでも戦う準備ができているので気にしていません」
――自分のファイトスタイルをどう分析していますか?
「私はさまざまなテクニックを組み合わせ、強力なパンチを持っています。常に相手の先を読み、完封するのが好きです」
――アカピャン選手は、世界トップのチンギス・アラゾフ選手の後継者とも呼ばれています。彼との関係を教えてください。
「チンギスと私は一緒にトレーニングし、試合に向けてお互いを助け合っています。同じコーチがいて、長い間一緒にトレーニングしており、良い関係を保っています」
「どのファイターにとっても重要なことですが、常に彼は上を目指し、厳しいトレーニングをしています。向上心の高さ、競技と真摯に向かい合う姿勢は学ぶことが多いです」
――GLORYやONEと比べて、このトーナメントのレベルはどう思いますか?
「GLORYには、もう70kg級はないと思いますが、ONEについては確かに非常にハイレベルな階級になっていると感じています。しかしK-1 MAXには、強いファイターが揃っているので、今回のトーナメントでそれが証明されるのではないでしょうか」
――14年ぶりのK-1 WORLD MAX復活については、どう思いますか?
「待っていたというのが正直な感想です。そして、その舞台に参加できてとても嬉しいです。K-1が永久に続き、世界トーナメントで戦っていけることを願っています」
――あなたのライバルであるヴァシリ・セメノフ選手は、残念ながらケガで出場ができませんでした。
「私は、ヴァシリのことを昔から知っています。とても陽気でカリスマ性のある人で、とても共感することが多いです。次回は、ぜひ参加してほしいですね」
――最後にファンにメッセージをお願いします。
「勝つために、しっかりとした準備をしてトーナメントに臨みます。きっと驚かせるような試合をしますので、東京のK-1ファンの応援と温かい歓迎を期待しています!」
「ゾーラは豊富な経験と自信を持った、最も将来有望なファイターの一人であることは間違いないです。彼のポテンシャルの高さから感じることは、どんな組織で試合をしてもチャンピオンになれる素質があると思います。非常に忍耐力があり、自分のやっていることに集中しており、キックボクシングのために多くのことを犠牲にしてきました。とてもバランスのとれたスマートな思考で、自制心と周囲に対する敬意を持ち合わせています。打たれ強いアゴ、重いパンチ、折れない心でMAX世界チャンピオンになると信じています」