SAHO、プリフティ戦で見せる王座獲得への執念!「今回はKOよりもベルトを獲ることに集中します」=3.20「K-1 WORLD MAX」
「いえ、普通にKANA選手が勝つと思って見ていました。タイトルを防衛して、自分がKANA選手とやるのかなと思っていたんです」
――どこでKANA選手の試合を見ていたんですか。
「控室のモニターで見ていました」
――KANA選手の敗北はどう感じましたか?
「これから、どう展開されていくんだろうと思っていました。勝つ負けるで今後の展開がまったく変わってしまうので、予想ができなくなってきました」
――KANA選手への対戦を熱望されていましたので、モチベーションは変わりましたか?
「元々相手は誰でもよかったんですけど、K-1へ来た時にその時の王者がKANA選手だったから対戦をアピールしただけです。今はチャンピオンがアントニア選手に変わったので、その選手に勝たん限りはベルトを負けないので、今回の試合に集中しています」
――K-1MAX参戦については。
「小さい時にテレビで見ていただけで、あまり深くは考えていませんでした」
「今まで、いろいろなことを犠牲にして我慢してきたので、やっと報われている感じはありますが、ここを勝たないとお世話になってきた方々に恩返しができないんので、覚悟を決めて獲りにいきます」
――KOには拘りますか?
「KANA選手がKOしているので、一番はそこが自分との差。やはりKOをしている方が注目されるのは、そういうことだと思います。でも、今回はKOよりもベルトを獲ることに集中しています」
――プリフティ選手は、どんな印象がありますか?
「手足が長くて、打ち分けがうまい。日本人とは違って、よけたつもりでもパンチが伸びてくる感じなので、リーチの長さには注意したいですね」
――KANA選手の敗因をどう分析していますか。
「よく分からないけど、待ちすぎたんじゃないですかね。いつもは圧力をかける側なので、かけられた時にちょっとしんどかったのかなと思いました」
――KANA選手が勝てなかった相手の対策はありますか?
「私は相手によってファイトスタイルを変えるほど器用ではないので、自分のスタイルに何かをプラスして戦おうと思っています」
「今年一発目からタイトルマッチが組まれたので、まずは今回ベルトを獲って、しっかりとチャンピオンとしての役割を果たしたいです」
――特別な練習方法とかありますか?
「トレーニングは、いろいろな人と交流したり、フィジカル強化もしています。昨年10月からパーソナルトレーナーについてもらっているので、身体つきが変わりました。実際にパワーがついていますし、スパーリングパートナーも驚いています」
――やはりK-1ベルトが欲しいですか。
「もちろん。そのために、K-1に来たので。こんなチャンスは1回しかないんで、絶対にベルトを獲ります」
――ベルトを獲った後のことは?
「後のことは何も考えていないです。1試合1試合に集中して戦い、それが終わった後に考えるというスタイルです」
――王座を獲得したら、KANA選手の挑戦を受けるという気持ちはありますか?
「でも、ファンからしたら自分とKANA選手の試合を見たいんじゃないですかね。自分は組まれた試合をやるだけだと思っています」
――RISEとの対抗戦も行われていますが、意識はしていますか?
「あまりないですね。自分は、他団体の選手とか知らなくて。格闘家として変わっていると思いますけど、まったく興味ないんです。組まれたらやるだけですね」