MAX開幕戦の組み合わせ決定!ピケオー、セメノフ欠場でカスペル・ムジンスキと璃久緊急参戦、残り1枠はワイルドカード“X”のシードに=3.20「K-1 WORLD MAX」
会見に登壇したK-1のカルロス菊田プロデューサーは組み合わせを発表する前に、まずジョーダン・ピケオー(オランダ/Mike's Gym)とヴァシリ・セメノフ(ロシア/Archangel Michael)がケガで欠場になったことを明かし、MFC世界-70kg王者のカスペル・ムジンスキ(ポーランド/Armia Polkowice) と璃久(日本/HIGHSPEED GYM)が選ばれたことを報告した。
カスペル・ムジンスキ(ポーランド/Armia Polkowice)は、MFC世界-70kg王者でMAX参戦を最後までアピールしたことから“執念のラストマン”と呼ばれる。強烈な左ボディブロー、パワフルな右フックを持つポーランドの強豪だ。
璃久(日本/HIGHSPEED GYM)は、投げ技・立ち関節技有りの打撃格闘技シュートボクシング(SB)で実績をあげ、2023年7月のKrushで森田奈男樹を右フックでKO、12月にはK-1でアビラル・ヒマラヤン・チーターから判定勝利を収めたばかりだ。
また、未定になっていた2名についてカルロスプロデューサーは、「今回は14選手参加の7試合を行い、残りの1枠はワイルドカードのXとすることに決めました」と伝えた。このXは「さらにトーナメントの質を高めて面白くするために、新しい選手を考えています」と言い、かねてより名前が挙がっている野杁正明や海人が出てくる可能性を問われると「今後も可能性は排除しません。一寸先はハプニングなので、誰が出てくるか分かりません」とした。
なお、開幕戦の組み合わせは以下の通りとなっている。
“アジアの新皇帝”
オウヤン・フェン(中国/天津阿福ファイトクラブ/CFP)
vs
“ブレーメンの暗殺隊”
パスカル・シュロス(ドイツ/Martial Arts Academy)
“情熱ワジマックス”
和島大海(日本/月心会チーム侍)
vs
“美しき人狼”
ダリル・フェルドンク(オランダ/Fight Team Ringer)
“ウガンダの宝石”
ウマール・セマタ(ウガンダ/Tiger Muay Thai)
vs
“浪花のタイソン”
中島玲(日本/フリー)
“さすらい鉄人”
ダビッド・キリア(ジョージア/Team Kiria)
vs
“ムエタイの死神”
タナンチャイ・シッソンピーノン(タイ/Sitsongpeenong Muay Thai Camp)
“悩殺の貴公子”
ゾーラ・アカピャン(アルメニア/Gridin Gym)
vs
“ウクライナの希望”
タラス・ナチュック(ウクライナ/Lottatori Milano)
“不沈艦”
ストーヤン・コプリヴレンスキー(ブルガリア/Mike's Gym)
vs
“執念のラストマン”
カスペル・ムジンスキ(ポーランド/Armia Polkowice)
“灼熱のビッグモスキート”
デング・シルバ(ブラジル/Squadron Thai Brasil)
vs
“なにわのジョーカー”
璃久(日本/HIGHSPEED GYM)