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「K-1 WORLD MAX」3.20(水・祝)代々木第一 朝久裕貴vsレミー・パラが決定!

 3月20日(水・祝)東京・国立代々木競技場第一体育館で開催の「K-1 WORLD MAX」の追加対戦カードが、以下のように決まった。
 WLF武林風 -60kg世界王者でK-1 WORLD GP第5代スーパー・フェザー級王座決定トーナメント準優勝の朝久裕貴(日本/朝久道場)が、WAKO-PRO世界スーパーライト級(-62.2kg)王者のレミー・パラ(フランス/CARCHARIAS)とスーパー・フェザー級で対戦する。
 朝久は、22年9月に開催されたK-1スーパー・フェザー級王座決定トーナメント決勝戦でレオナ・ぺタスに敗れて準優勝。昨年は中国の格闘技イベント『武林風』でヤン・ミンとWLF武林風-60kg世界タイトル戦を行い、勝利して2度目の防衛に成功した。その後、11月に同イベントでジン・インに敗北も、今年1月にはウエイ・ウェイヤンから判定勝ちを収めている。久しぶりのK-1参戦に、気合いが入っていることだろう。
 対するレミー・パラは、昨年12月にK-1初参戦をはたし、超攻撃型のスタイルでレオナ・ぺタスを撃破して一気に脚光を浴びることとなったフランスの強豪だ。レオナのスーパー・フェザー級王座を虎視眈々と狙っているに違いない。
 朝久はレオナ・ぺタスを破ったレミーに対して、SNSで対戦の名乗りを挙げていたこともあり、ここで勝てばレオナへのリベンジ戦に大きく近づく。どちらが勝つにしても、今後のスーパー・フェザー級戦線を占う重要な試合となる。
 両選手のプロフィールは以下の通り。


[K-1スーパー・フェザー級/3分3R・延長1R]
朝久裕貴(日本/朝久道場) Asahisa Hirotaka
96.6.21生/福岡県うきは市出身/27歳/172cm/オーソドックス/36戦27勝(10KO)9敗
<主なタイトル歴>
WLF武林風 -60kg世界王者
K-1 WORLD GP第5代スーパー・フェザー級王座決定トーナメント準優勝
X:@a_champion__
instagram:@ha_happy1212
朝久道場の朝久篤館長のもとで5歳から空手を学ぶ。10歳の時にキックボクシングの練習を始め、2015年からKrushにも出場。父が創った格闘術と朝久流養我(あさひさりゅうようが)と呼ばれる鍛練法で己を鍛え、無尽蔵のスタミナから繰り出すパンチ&蹴りのラッシュなど他に類を見ない戦い方を特徴としている。2016年は中国の格闘技イベント「武林風」に定期参戦し、活躍。18年3月は武林風WLF -60kg級王座決定トーナメントで優勝を果たし王座獲得。20年11月のK-1福岡大会では大岩龍矢から勝利を収めた。21年9月、K-1横浜アリーナ大会ではMOMOTAROと対戦し、マットに沈めた。22年4月は元K-1フェザー級王者・村越優汰と対戦し、左ハイキックと飛びヒザ蹴りでKO勝利。9月は、スーパー・フェザー級王座決定トーナメントでナックロップ・フェアテックス、横山朋哉を下して決勝進出を果たすも、決勝でレオナ・ペタスに判定負け。23年5月は、武林風でヤン・ミンとWLF武林風-60kg世界タイトル戦を行い、勝利して2度目の防衛に成功。11月は同じく武林風でジン・インに敗北も、24年1月にウエイ・ウェイヤンから判定勝ちを収めた。[2024年2月28日現在]

レミー・パラ(フランス/CARCHARIAS) Remi Parra
01.2.24生/フランス・ペルピニャン出身/22歳/175cm/サウスポー/15戦14勝(9KO)1敗
<主なタイトル歴>
WAKO-PRO世界スーパーライト級(-62.2kg)王者
IKBO世界-60kg級王者
instagram:@remi.parra
フランスの攻撃型ファイター。WAKO世界-62kg級とIKBO世界-60kg級の二冠王で、ローキックで足を潰しておいてのサウスポーから繰り出される伸びる左ストレートは破壊力抜群。12勝のうち9KOとKO率が高く、まだ22歳という若さから伸びしろも十分。ローとパンチで上下に攻撃を振ってくるタイプだがディフェンス力も高いため、難攻不落のタイプといってもいいだろう。2023年12月にK-1初参戦をはたし、圧力をかけたアグレッシブな攻撃でレオナ・ぺタスを判定で下した。[2024年2月28日現在]

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