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壬生狼一輝、イケメン対決の大久保琉唯に「まだワシとやるのは早い!」一蹴=3.20「K-1 WORLD MAX」

 2月5日(月)都内にて、3月20日(水・祝)に国立代々木競技場第一体育館で開催する『K-1 WORLD MAX』の対戦カード発表会見が行われ、タイトルマッチ、スーパーファイトを含めて5試合が追加された。

 会見には、K-1のカルロス菊田プロデューサー、Krushの宮田充プロデューサーが登壇。また、タイトルマッチとスーパーファイトに出場する7名が会見に並び意気込みを語った。

[スーパーファイト/バンタム級/3分3R・延長1R]では、壬生狼一輝(力道場静岡) が大久保琉唯(K-1ジム・ウルフ TEAM ASTER)と激突する。壬生狼は、昨年、白幡裕星、パク・ヒョンウ、心直を倒して3連勝中。大久保は、昨年10月に黒川瑛斗を判定で下しての今回となる。
 壬生狼は「華は道に咲く。ヤル気、元気、一輝!」といつもの挨拶から入り、「意気込みは、とくにない!今回とくにない!おい、大久保、胸を貸す気はないが、どんとこい!いじるところもないし、心直の方がやりやすかったわ」と前回対戦した心直の名前を出した。

 対する大久保は「大半のファンは、壬生狼選手が勝つと思っていると思いますが、それを覆したいです。ここを勝てば、KrushやK-1のタイトルが見えてくるんじゃないかなと思っています。しっかり勝って、次につなげたいです」と語った。

 互いの印象と自分が優っている点について大久保は、「すごく面白くて、パンチ、蹴りもすべてできるいいファイターだと思います。でも僕が優っているのは、頭の良さかなと思っています。頭を使った試合をして勝ちます」と語れば壬生狼は、「大久保は次世代やからのう。まだワシとやるのは早いだろ!自分が優っているのはパワー、面白さ」と返した。

 壬生狼は2連続KO中だが、その要因について「3Rを戦うよりも、1R、2Rで倒した方がいいことに気づいた」とコメント。また、今回RISEとの対抗戦に選ばれなかったことについては「なんで、選ばれなかったんや!対抗戦と言えば、ワシじゃろう!なんでだと思う?」とカルロスプロデューサーや宮田プロデューサーに噛みつく場面があった。
 いつものコスプレではなく、ややパフォーマンス不足を指摘された壬生狼は「今回の記者会見を聞いたのは、3日前じゃ!ネタを用意できるか!」とブチ切れる場面も。

 大久保はフライ級からバンタム級へ上げて今回が3戦目となるが、「昨年10月からフィジカルトレーニングをやってきて、身体もバンタム級に合ってきたのかなと思います。相手は、リーチを活かして自分の距離で戦ってくると予想するかもしれませんが、近い距離でも普通に戦えることを証明してから、遠い距離で仕留めようと思います」と進化をアピールした。

 最後に大久保は、「壬生狼選手はバンタム級でトップの選手なので、可能性を信じてがんばりたいです。これまでは壬生狼選手と池田幸司選手がタイトルやるのかなと個人的には思っていましたが、ここで勝てば僕と池田選手がタイトルを争うことになるのかと思っています」とタイトル戦線へ名乗りを挙げると宣言した。
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