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SAHO、KANAを破った新女王プリフティのフライ級王座に挑戦!「すべての面で私が優っています」=3.20「K-1 WORLD MAX」

 2月5日(月)都内にて、3月20日(水・祝)に国立代々木競技場第一体育館で開催する『K-1 WORLD MAX』の対戦カード発表会見が行われ、タイトルマッチ、スーパーファイトを含めて5試合が追加された。

 会見には、K-1のカルロス菊田プロデューサー、Krushの宮田充プロデューサーが登壇。また、タイトルマッチとスーパーファイトに出場する7名が会見に並び意気込みを語った。

[K-1 WORLD GP女子フライ級タイトルマッチ/3分3R・延長1R]で王者アントニア・プリフティ(ギリシャ/Fight Club Galatsi/Theofanous Elite Team) が、★SAHO★(闘神塾) を相手に初防衛戦を行う。
 プリフティは、23年12月にK-1へ初参戦し、女王KANAから判定勝ちを収めて、第2代K-1 WORLD GP女子フライ級王者となった。対するSAHOは、23年4月にKrush初の女子大会「Krush RING OF VENUS」でイ・ドギョンから勝利を収め、7月に鈴木万李弥、12月はリー・リーシャンから判定勝利を収めて、3連勝で今回のタイトル戦へつなげた。

 タイトル初挑戦となったSAHOは会見で、「こんなチャンスは1回しかいない。絶対にチャンピオンになります」と意気込みを語った。

 対戦相手のプリフティの印象は「リーチが長くて、打ち分けがうまいなというイメージです。すべての面で私が優っています。パワー、スタミナ、とくにメンタル面は負けてないなと思っています」と分析。

 かねてから対戦を熱望していたKANAがプリフティに判定負けを喫し王座から陥落したことについては、「私の中ではKANA選手が勝つと思っていたんですけど、まさか負けるとはと思い、ビックリしました。でも、逆に自分にチャンスが回ってきたなと思いました」と複雑な感情がありつつも、チャンスに期待をかけていたという。

 またKANAの敗因は「ただ、相手が強かっただけだと思います」とプリフティを評価し、「以前はKANA選手に勝たないとベルトを巻けないと思って名前を挙げさせてもらっていましたが、今のチャンピオンはアントニア(プリフティ)選手なので、そこは気持ちを切り替えています」と今回のタイトル戦に集中しているようだ。

 プリフティはプレスをかけてくるファイトスタイルだが、「圧力負けはないですね。今まで自分がやってきた外国人は、フィジカルがあって体格もでかかったので、そこの慣れはあります」と攻略に自信を見せた。

 女王KANAを破ったプリフティは難攻不落のイメージがあるものの、自信満々のSAHOが印象的だった。はたしてSAHOは、悲願のK-1 WORLD GP女子フライ級のベルトを手にすることができるのだろうか。
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