news

ニュース

「Krush.157」1.28(日)後楽園<インタビュー>児玉兼慎「相手は俺が一番欲しいKrushのベルトを持っていたので、間違いなく強いと思うし、そういう選手とやることで今の自分がどれぐらいなのかなという物差しになるので楽しみです」

1月28日(日)後楽園ホールで開催される「Krush.157」の[Krushライト級/3分3R・延長1R]で瓦田脩二と対戦する児玉兼慎のインタビューを公開!



──前回、6月の大谷翔司戦から7ヵ月ぶりの試合となりました。

児玉 ちょっと空きましたね。試合の2ヵ月後ぐらいに次のオファーをもらったんですけど、その時は大谷戦でのケガがまだ完治してなくて出られず、昨年内に1戦したいと思って調整してたんですけど、相手が合わなくて、1月で決まったという感じです。

──今回勝てば昨年2月の昇也戦以来、約1年ぶりの勝利ということになります。この試合に向けてはどういう気持ちで臨んでいますか?

児玉 相手も去年まで連敗してたと思うんですけど、俺も次負けたら連敗になっちゃうし、自分的にはけっこう崖っぷちぐらいの気持ちがあるので、次は何が何でも勝ちたいですね。

──そのタイミングで元チャンピオンの瓦田選手との試合が来たというのは?

児玉 瓦田戦のオファーが来た時は「ヨッシャー!」と思いました。元チャンピオンだし、もちろん強いので怖さもありますけど、格上になるし、その分気持ちも入りますからね。格上との試合の方が気持も上がるし、実力を出せると思っているので。

──瓦田選手への印象は?

児玉 自分より背が高くてリーチが長い選手かなと。俺が一番欲しいKrushライト級のベルトを持っていたので、間違いなく強いと思うし、本当にナメてないです。瓦田選手はライト級トップの選手たちとやってきているので、そういう選手とやることで今の自分がどれぐらいなのかなという物差しになるなという楽しみもあります。

──自分はどういう試合をしてどう勝ちたいですか?

児玉 俺はライト級では一番スピードがあるという自信があるし、この7ヵ月間、フィジカルとかも変える努力をしてきたので、相手もお客さんも含めて、俺のスピードと攻撃の威力にはビックリするんじゃないかなと思います。そこを見せられるような戦いをしたいと思います。

──Krushライト級では、2月大会で里見柚己vs伊藤健人のタイトルマッチがあり、宮田プロデューサーが「次の挑戦者を決めるにふさわしい戦い」と評した大岩龍矢vs弘輝の一戦も組まれました。このあたりが今のライト級トップ戦線かと思いますが。

児玉 言いたいことはいろいろあるんですけど……まず、俺はK-1に出たくて、Krushのベルトもホントに欲しくて、これに人生賭けて上京してきたんです。前回俺は負けましたけど、大谷選手とかは他団体からポッと出てきてベルトを狙ってるのはすげえムカつくんで、そういうヤツには取られたくない、やり返したいという気持ちは強いです。で、伊藤選手と里見選手がタイトルマッチをやるのも、伊藤選手がK-1で組まれてたまたま勝ったからじゃないですか。里見選手がリベンジしたいのは分かるけど、Krushであまり試合を積まずに挑戦できるのもどうなのかと思うんですよね。俺は里見選手とやっても勝てる自信はあるし、伊藤選手には絶対勝てるので、そのへんがチャンピオンなら俺はいけちゃうよっていうのはありますね。伊藤選手の試合はそんなに見てないですけど、全く強いと思わないし有名でもないので、そんな人がチャンピオンになったら「Krush大丈夫かな?」と思いますよ。

──自信満々ですね。

児玉 それに大岩選手はこの前のK-1でいい勝ち方したし名前もあるから、勝ったらタイトルとか言うのは分かりますけど、弘輝選手は全然強いと思わないし、YouTubeで知名度があるから大岩選手と組まれて、勝ったらタイトルとか言われたら、こっちとしては「ええっ」と思いますよね。だからここで瓦田選手に勝って、俺もそこに割り込んでいきたいですね。

──では、ここから自分がチャンピオンになるのはいつ頃だと思っていますか?

児玉 早ければ早いほどいいですけど、この試合で勝って、2月の試合が終わったら勢力図も変わって、見えるものも変わってくると思うので、その後もう1人デカい相手にいい勝ち方をしたら、タイトルも見えてくるんじゃないかなと思います。今年中とかにはそこまで行きたいです。その意味で今年は大事な年になると思うんで、マジでこの一発目はコケれないですね。

──そうやって勝っていけば認知度も上がってくるかとは思いますが、そこをもっと上げていくために必要なものは何だと思いますか?

児玉 まあ、まだ7戦しかしてないというのもあるし、SNSとかでの知名度も大事だと思うし、もっとインパクトのある勝ち方が必要なのかなとは思いますね。今回、瓦田選手にインパクトのある勝ち方をすれば、もっと覚えてもらえると思うので、勝ち方にもこだわっていきたいです。

──また今回、シルバーウルフからは塚本拓真選手、長野翔選手も出場します。ジムでの練習はどんな感じですか?

児玉 拓真君と翔が一緒なので、毎日3人で大宮司さんと試合に向けてやっているという感じですね。最近は先輩選手が減ったのもあって、プロ練習では拓真君と自分が中心という感じになってるんで。知名度のあるジムだからもっとチャンピオンがいないとダメだと思うので、僕とか拓真君とかが引っ張っていかないとなというのは感じてます。

──では最後に、この試合に向けての“決意”をお願いします。

児玉 やっぱり、何が何でも勝ちたいです。そこを見に来てもらえればと思います。

──ありがとうございました!
チケット購入