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「K-1 ReBIRTH.2~」12.9(土)大阪 斗麗がSBの川上叶と他流試合!「ハイレベルな試合になる」(斗麗)「何でも強いのがシュートボクサー」(川上)

 10月30日(月)都内にて、12月9日(土)にエディオンアリーナ大阪で開催される「K-1 ReBIRTH.2」の記者会見が行われ、追加対戦カード7試合が発表された。会見には、K-1のカルロス菊田プロデューサー、Krushの宮田充プロデューサー、出場する日本人11選手が登壇し、会見の冒頭にはNARIAGARIの皇治CEOが参加した。

 フェザー級では、斗麗(WIZARDキックボクシングジム)がシュートボクシング(SB)の川上叶(龍生塾)と対戦する。

 斗麗は、22年8月のフェザー級世界最強決定トーナメントで元K-1王者の椿原龍矢、準決勝でワン・ジュングァンを下して決勝進出。決勝では軍司に敗れたものの準優勝を果たした。23年3月のK-1×RISE対抗戦ではRISE・安本晴翔に敗れたものの、7月にヴュー・ペッコウーソンから3RKOを収め、フェザー級トップの実力を証明した。

 川上は19年に初代SB日本バンタム級王者となり、22年4月にはSB日本フェザー級を魁斗と争い勝利し二階級制覇に成功した。23年2月にガオパヤック・ワイズディーから判定勝ちを収めたものの、4月にフェザー級タイトル防衛戦で山田彪太朗の挑戦を受けて敗北。7月はRISEで門口佳佑と戦い、2連敗を喫し今回が再起戦となる。
 会見に出席した斗麗は「これまでの僕の相手を見てもらえば分かると思いますが、強い選手と戦うことが世界一になる近道だと思っています。相手を選ぶことにくらいならば、僕はリングを降ります。今回、川上選手は名実ともに国内のトップクラスと思っています。断る理由がなかったです。本物と本物が戦うのが、K-1のリングだと思っているので、今回、地元関西で生粋のK-1ファイターの戦いをお見せします」と意気込んだ。
 シュートボクシングから初参戦となった川上は「今回、相手が斗麗選手なんですけど、K-1ではナンバー2くらいだと思うので、勝って軍司選手とやらせてくれるならばと思っています」とフェザー級王者の軍司泰斗への対戦をアピール。

 対戦相手の印象について斗麗は、「気持ちが強くていい選手。ハイレベルな試合を見せられるかなと思います」と高く評価した。一方の川上は「これまで、やることないとファン目線で思っていたんですけど、強いなと。いざ、この人とやるんかなと思って。もちろん負ける気はないです」とコメントした。

 斗麗は過去の大阪大会で負けなし。その理由について「地元・関西なんで応援してくれる人がめちゃ多い。大阪は負けていないので、負ける気はしないです」とゲンのいい場所にモチベーションは高い。軍司への再戦も視野に入っているようで「対戦するには、勝ち続けるしかないと思っています。でも、今の僕はめちゃくちゃ強いんで期待してください」とこの試合を勝って、あらためてアピールしたいようだ。

 川上はK-1ルール初挑戦となるが、「ルールは何でも強いのがシュートボクサーだと思っています。アウェイで戦うことになりますが、リングに上がったら何も考えていない。いつもと一緒です」と自信を見せた。

 軍司を巡る戦いへ発展しそうな対決だが、勝つのはどちらになるのだろうか。
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