「K-1 ReBIRTH.2~」12.9(土)大阪 レオナ・ぺタスがフランスの二冠王と激突も皇治を挑発!「あいつは逃げているだけ」
スーパー・フェザー級では、第5代K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王者のレオナ・ぺタス(THE SPIRIT GYM TEAM TOP ZEROS/LARA TOKYO)が、フランスのレミー・パラ(CARCHARIAS)と対戦する。
レオナは、昨年9月にK-1スーパー・フェザー級王座決定トーナメントに出場し、アヤブ・セギリ、大岩龍矢、朝久裕貴を下して、第5代K-1スーパー・フェザー級王者となった。拳のケガもあり、今回は1年3ヵ月ぶりの試合となる。
対する22歳のレミー・パラはWAKO世界-62kg級とIKBO世界-60kg級の二冠王で、ローキックとサウスポーから繰り出される左ストレートの強打があり、12勝のうち9KOとKO率が高い強豪だ。
心配される右の拳の状態だが、「現在のコンディションはバッチリですね。正直、昨年9月に右の拳を痛めていても優勝したんで大丈夫です」と自信を見せた。
相手の印象については「ISKAの王者から勝っているんで、NARIAGARIの王より強いと思います。サクッと倒してK-1がどんな団体なのか分からせてやろうかなと思います」と会見に顔を出した皇治に対してチクリ。
さらに皇治については「そもそもあいつは、ファンにベルトを獲る、ファンは絶対と言っておきながら、チャンピオンになれないから逃げてる。俺がチャンスをあげているのに、ファンを裏切って約束を守れないダサい男でいいのかと言いたい」と挑発しベルトをかけてもいいと宣言した。
皇治は会見の冒頭でK-1に対する感謝を伝えるとNARIAGARIの選手参戦にファンや選手たちから非難の声が起こったことについて、「僕が出ることによって賛否の否がわく、チャンピオンたちがなんやかんや言って注目されてよかったんちゃうのかな」と大阪大会が注目されたことについてPR大使としての役割をまっとうしているとした。
このコメントを聞いていたレオナは「THE MATCHで俺は中村(寛)に負けて、その中村君がチャンヒョン・リーに負けた。チャンヒョン・リーと戦ってK-1とRISEどっちが強いのか見せたい」と言いつつも「その後に、皇治とやってやってもいいよという感じです」と続けた。
レオナは、今回の大阪大会で1年3カ月ぶりの復帰。フランスのレミー・パラを迎えるが、その先にはRISEのスーパーフェザー級王者チャンヒョン・リー、そして皇治といった敵が見えているようだ。