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「ReBOOT~K-1 ReBIRTH~」9.10(日)横浜 軍司泰斗「しばらくKOできてないんで倒したい」菅原美優「交流戦はしたい。でも、私の戦場はここ」

 9月9日(土)都内にて、開催を明日に控えた「ReBOOT~K-1 ReBIRTH~」の公開計量と前日記者会見が行なわれ、5部構成の3部ではスーパーファイトの軍司泰斗vs.アンジェロス・マルティノス、菅原美優vs.マリア・ネラの4選手が登壇した。

 2022年MVPの軍司は、前戦となったK-1両国大会でダウサヤームを完封して判定勝ちを収め、11連勝の記録を更新。今回は初のヨーロッパ強豪との対戦となる。

 軍司と対戦するマルティノスは、現ISKA世界王者。強烈なボディブローとパンチの回転スピードがあり、多彩な蹴り技も持つ完成度が高いファイターだ。

 世界の強豪を破って“K-1エース”をアピールしたい軍司と、“天才児”マルティノスの激しい攻防が期待されている。

 以下は、両選手のコメント。
軍司泰斗
「(意気込み)K-1が第二章になって初めての試合なんで、K-1らしい試合を見せたいですね。しばらくKOできてないんで、倒したいです。(相手の印象は?)試合映像を見ても打ち合ってくる印象ですね。打ち合いだけではなく、ディフェンスがちゃんとしているし、61kgでもパワーがあるなと。いい打ち合いができたらいいなと思いますが、ならない可能性もあるんでそこは対策をしてきました。また違った戦い方をしたいと思います。

(K-1のエースという自信は?)エースとは思っていないですけど、フェザー級の最強を目指しているので、その過程の中で結果を出していけば、自ずとK-1を引っ張る存在になっていくことになると思います。強さで証明したい。

(他団体からのアピールについて)他団体の試合とか、この前も見たんですけど僕は誰とやりたいとかは思っていなくて、組まれたらやるというだけで。海外団体の強い選手とやれたらいいなと思っています」

アンジェロス・マルティノス
「(意気込み)とても体調万全、勝つために全力を尽くします。(対戦相手の印象は)素晴らしい選手のように見える。でも勝つよ。(軍司選手は強敵だが)強敵としての準備は十分にしてきた。(軍司選手がKOのアピールあったが)とくにKOを気にしていません。自分は自分の試合をするだけだ」
 今年3月にライバルのパヤーフォンから勝利してK-1女子アトム世界王者となった菅原は、前戦となった7月のK-1両国大会でギリシャのディミトラと対戦し、初の欧米選手から勝利。今回は、同じギリシャのマリアとの国際戦となる。

 対するマリアはWAKOヨーロッパ王者で、パンチの強打を持つ選手。ディミトラの敵討ちとして、日本へ送り込まれた。

 欧米との国際戦で2連勝を飾り、さらに飛躍したい菅原と、ギリシャ代表の意地を見せたいマリアの戦いとなる。

 以下は、両選手のコメント。
菅原美優
「(意気込み)まずは日本に来てくれて、ありがとうございます。前回の試合からスパンが短いですが、成長した姿を見せたい。(相手の印象について)アグレッシブで前に出てくる選手で苦手なタイプです。でも、十分に対策をしてきました。あとは、向かい合ってみて、足が長くて驚きました。

(相手は再びギリシャの選手になりました)あまりヨーロッパには同じ階級の女子選手がいないと聞いていたのに、2連チャンで戦うことになってビックリしています。世界の選手と戦うことは勉強になります。

(他団体からの対戦アピールについては)先日、RISEの宮崎(小雪)選手が私の名前を出してくださって、女子はまだ交わる機会がないので、いつか分からないんですけど交わる機会があれば、すぐに応えられるようにしたいと思っています。開国したということで、男子に負けず、試合ができたらいいなと。でも戦場は、ここなんで。そのためにもK-1で経験値を積んでいきたいです」

マリア・ネラ
「(意気込み)強いパンチを打ってがんばっていきます。(対戦相手の印象)素晴らしい選手に感じています。ベルトを持っているだけの実力があって強いなと思います。(菅原選手が前回ギリシャの選手と戦いました、それについては)ディミトラは、とても素晴らしい選手だと思いますが、私は私の試合をしたいです」
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