「ReBOOT~K-1 ReBIRTH~」9.10(日)横浜 注目の一戦! 極真世界王者の上田幹雄「今回は試されている。期待を超えていきたい」K-Jee「必ず勝つ!」
K-Jeeは前戦となる今年7月のK-1両国大会で、ステファン・ラテスクと対戦したが強打をもらい敗北。今回が再起となる。
対する上田は、2019年に極真会館の第12回世界大会に出場して16年ぶりの日本世界王者になると、21年に総合格闘技(MMA)挑戦を表明。22年4月にRIZINで、MMAデビューをはたした。そして、K-1に電撃参戦を表明し、MMAとの二刀流を宣言し、今回が初参戦となる。
K-Jeeとしては、K-1の先輩として負けられないところ。上田からすれば、極真世界チャンピオンの強さを見せたいことだろう。
以下、試合直前の2人のコメント。
「(意気込み)必ず勝ちたいです。(極真世界チャンピオンが相手と聞いて、どんな思いだったか?)ただ、勝ちが欲しかった。その気持ちでOKしました。相手の情報を聞いて、ヘビー級だし、俺は連敗している。これから活躍する選手と、勝ち切れない俺、なんかこの構図が懐かしいなと思っていました。
というのも、自分がKrushに初参戦した時は、セミファイナルでした。その時の相手が、 山内佑太郎選手だったんです。当時の山内選手が負けて復帰戦だったんですが、自分は6戦しかしていない立場でした。今回、逆の立場になったんだなと思いました。
まだ32歳なので、K-1でなりたい自分はまだまだあるんで。上田幹雄は新人だけど、格闘家としてはベテランで、先を見ているからここでは負けないという気持ちです。
(見せたいものは?)彼はキックボクシングはまだやっていないため、やってみないと分からない感じです。(K-1代表の気持ちは)そこはあまり思っていなくて、勝ちたいだけです」
「(意気込み)試合は明日なので、とくに強さを証明することだけしか考えていません。(空手からMMA、今度はK-1に挑戦。どんな気持ち?)ルールは、もちろんK-1ルールなんですが、僕は強さを証明したいだけです。今回、縁が合って参戦ということになっていますが、強さ証明したいだけで、ワクワクするような気持ちではないです。この前RIZINで勝って、世界チャンピオンだけど、プロの世界では新人だと思っています。依存することなく、新人らしくアグレッシブに戦いたいと思っています。
(キックルールの手応えは)MMAに挑戦するということで、2年経っていますが、練習ではキックルールでガンガンやていますので、変わりなくやるだけです。(パンチKOは?)あまり拘らずに、自分らしく戦っていければと思います。(K-1とMMAの二刀流?)二刀流といわれるとカッコいいですが、オファーがあれば受ける感じです。(野望はありますか?)野望とはないですけど、逆に言えば試されている。元王者とやることになって期待をこえていきたい」