極真王者・上田幹雄参戦、Krushプロデューサーに宮田充氏が復帰。9.10「K-1 ReBIRTH」会見は激動の発表が連続！
8月8日、都内にてK-1の新たなスタートとなる「K-1 ReBIRTH」（9月10日、横浜アリーナ）に向けた記者会見が行われた。
会見ではまず、この大会で実施される無差別級トーナメントの全出場選手が発表に。
既出の5人の中から会見に出席した昨年の無差別級トーナメント優勝者のマハムード・サッタリは「またここに戻ってくることができて嬉しいです。自分の力と気持ちを込めて闘います。みんなが僕の首を狙うなら、それはいいモチベーションになる」とコメント。
続いてトーナメン参戦が新たに発表されたのはシナ・カリミアン。
クルーザー級王座を2度獲得しているカリミアンは「私が5年前に日本に来たのはレガシーと歴史を作るため。左肩の手術をしてからずっとトレーニングをしてきて、明日にでも闘える」と語った。
残る2枠の出場選手はドイツのケリム・ジェマイとイタリアのクラウディオ・イストラテ。
またK-1 MAX（中軽量級部門）に関連して、宮田充氏のKrushプロデューサー再就任が決定。
宮田氏は現在、務めているKNOCK OUTのプロデューサーと兼任となる。
壇上でカルロス菊田K-1プロデューサーと握手をかわした宮田氏は、以下のように意気込みをコメント。
「やる以上はしっかり精進して、いいK-1を作っていければ。K-1が変わろうとしている中で自分に何ができるか。やる以上はさらに強いK-1にしたい」
カルロス氏によれば、宮田氏にはK-1 MAXの復興・拡大にも尽力してほしいとのこと。
MAXの注目カードであるスーパー・バンタム級タイトルマッチを争う金子晃大（王者）と玖村将史（挑戦者）、スーパー・フェザー級スーパーファイトで対戦が決まった江川優生と横山朋哉、ライト級の里見柚己と伊藤健人が壇上に。
金子と玖村は過去1勝1敗、タイトルマッチでの決着戦となる。
「去年の2月のトーナメント決勝で闘ってから、他団体の2トップを倒してK-1が55kg国内最強ということを証明してきたので、僕のほうがチャンピオンにふさわしいと思います」（玖村）
「玖村選手は挑戦者にふさわしいと思ってますし、僕の志を見せられる。これが本当に最終決着」（金子）
「（フェザー級）トーナメント以来の横浜アリーナでワクワクしてます。いい結果が出せれば」（江川）
「やることはいつもと変わらず、会場を盛り上げて、最終的に僕が倒して勝ちます」（横山）
「今のK-1にはこの人がスターだという選手がいないので、自分がなろうと思ってます。自分がK-1 MAXの顔になります。今回は対戦相手より見ている人との闘い。大会が終わったらヘビー級より自分の名前が出るようにします」（里見）
「9年前、新生K-1一発目に出させていただいて、今回また新たなスタート。過去の自分との勝負だと思ってます。全身全霊で9分間殴り続けたいと思います」（伊藤）
それぞれが決意を語ると、ここからさらなる発表へ。
極真世界大会優勝者・上田幹雄の参戦だ。フランシスコ・フィリォ以来となる極真世界王者のK-1参戦となる上田。
プロではMMAでキャリアを積んできたが、今後はK-1と二刀流で闘っていくという。
「K-1ルールは初めてですが、僕の大尊敬する大山倍達総裁が極真は背中を見せないと常々おっしゃっていたので、僕もどんなルールでも自分の最強を証明するつもりです。K-1ヘビー級は海外の選手が盛り上がっていますが、自分が参戦することにより、自分がリーダーシップをとってトップに立ちます。数々の極真の先輩たちのように活躍したいですが、K-1優勝という意味ではアンディ・フグさんしかいない。僕ならやれるという思いで参戦させていただきます」（上田）
気になる対戦相手は追って発表。
大物の参戦でK-1ヘビー級も大きく動くことになりそうだ。
この会見の様子はこちらからチェック⇒9.10「K-1 ReBIRTH」会見
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