「K-1 WORLD GP」7.17(月・祝)両国<試合後インタビュー>晃貴&岩尾力
「(試合を終えた感想)K-1初参戦で晃貴選手を当ててもらったんで、今回もこういういい形で1RKOで勝ったのはすごくうれしかったです。とりあえず勝ったことにホッとしてます。
(対戦相手の印象)晃貴選手も格上の選手だと思ってたんで、しっかりそれなりの練習もたくさんして。 対策もたくさんやってきたんで。すごい強い選手だったんで、1RでKOで勝てたのはすごくうれしいです。はい。(ボディは狙い通り?)そうですね。でも今回はボディーを意識してたってわけじゃないんですけど、練習通りの普段やってたことができたかなと思います。
(K-1の舞台での初勝利はどんな気持ち?)1Rで2戦倒してきたので、今回も1Rで倒そうっていう気持ちはどこかにあったと思うんですけど、とりあえずまずは練習やってきた課題をクリアしようかなと思ってやってきたんで、それが今回結果に繋がったと思います。(この先への手応えは見えた?)見えてきてるところもあるんですけど、次にどの相手が来てもいいような練習は、怪我もないんですぐに再開して、一戦一戦大事にしていこうかなと思ってます。
(事故からの復帰で何が一番大変だった?)頭を50針縫って頭蓋骨がちょっと割れちゃって。結構大きな事故で、胸と膝と耳の中とかも結構いろんなとこが折れちゃってて。4日間意識不明で、事故起きたのも全然わからない状態で。リハビリも結構 2年近く続いて、最初は全く歩けない状態から始まりました。でもその中でも格闘技を諦めようっていう気持ちは全くなくて、引退するっていう気持ちは全くなかったんで。
なので1番辛かったのは、あれですね、リハビリ中にPOWER OF DREAMの選手がどんどん上に行っていく中、自分が何もできずリハビリをしてるだけっていうのが結構辛かったかなと。怪我に対しては、別にどこか痛いっていうので、辛いとかなかったんですけど、リハビリ生活の中でみんながどんどん上に行っちゃって置いてかれてるっていうのが、ちょっと辛かったですかね。(事故はバイクに乗っていて?)そうですね。バイクに乗っていて車と衝突しちゃって、事故しちゃったんです。
(リハビリを経てファイターとして変わったことは?)1番変わったのはやっぱりスタイルもやっぱり練習量もたくさん取り組んでっていう気持ちも変わったし、やっぱ何より1番変わったのは、事故から、家族ができたんで、事故のきっかけで。なんで本当に4日間意識不明で死にかけたんで、今回がラストチャンスだなっていう気持ちで人生を格闘技に挑んでいるので、その気持ちがが1番強いです。
(今回の作戦と課題)課題は晃貴選手のスタイルも何試合か見させてもらって、武尊選手とスタイルが一緒で、右のクロスとカーフキックを狙ってくるって印象が僕の中で1番強かったんで、カーフキックを蹴られないようにだとか、あとはクロスをもらわないとかを意識して。特に気になるのはボディで倒してるんですけど、1戦2戦は。今回はボディで倒そうっていう気はなく、ボディは自然と練習できたことが出たなと思います。
(ファンへメッセージ)今回もたくさんの応援ありがとうございました。今回も1Rで勝てたんで、次も1Rでで倒すつもりではいますけど、1RKOで倒すとはいわず、次の試合も一戦一戦大事にしていこうと思って。まずはすぐ練習を再開したいと思いますので、次もよろしくお願いします」
「(試合の感想は?)今日は何もできなかったので、完敗です。(相手の印象は?)POWER OF DREAMの変則的なリズムでやりづらかったですし、攻撃もメチャクチャ重くて、やられました。(警戒してたはずだが)してたんですけど、それを超えてきました。うまくて。ちゃんとガードしてたつもりだったんですけど見えない部分もあって、しっかりボディに当ててきて、うまかったですね。パワーもありました。(ファンにメッセージを)今回、応援していただいた皆様、ありがとうございました。絶対もっと強くなってやり返すので、応援またお願いします」