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「K-1 WORLD GP」7.17(月・祝)両国<インタビュー>デンサヤーム「K-1ルールで勝つために自分から攻撃できるスタイルに変える練習をしている。鈴木勇人選手とは凄く面白い試合になると思います」

 7月17日(月・祝)東京・両国国技館「AZABU PRESENTS K-1 WORLD GP 2023」の[K-1スーパー・ライト級/3分3R・延長1R]で鈴木勇人と対戦するデンサヤーム・ウィラサクレックのインタビューを公開!

──デンサヤーム選手の前回の試合は、昨年11月「KODO」でのM-1 JAPANスーパー・ウェルター級王座決定戦でした。見事に王座を獲得されましたが、振り返ってみていかがですか?

「あの試合は急に決まったのでしっかりと準備はできなかったんですけど、自分としては全力を出せたと思います」

──ちゃんと結果を残していますもんね。K-1での試合は昨年8月のK-1福岡大会での大沢文也戦でしたが、あの試合についてはいかがでしょう?

「あの試合は自分でも全力を出し切ったつもりだったんですけど、反則や警告をもらってしまったので、その部分では悔しい想いをしました」

──やはりK-1ルールへの適応という部分に課題が残ったということですね。現在はその修正に力を注いでいるんでしょうか?

「その通りです。K-1のルールに対応していくために、蹴りを多用しすぎることなく、パンチも同じように出せるように練習しています。手応えは掴めているので、次の試合が楽しみです」

──デンサヤーム選手は日本に住んでいるんですよね?

「はい。前回のK-1の試合の前からなので、もう1年2~3カ月ずっといますね。日本にも慣れてきましたし、日本は大好きです(笑)」

──ありがとうございます。先程、K-1ルールへの適応に取り組んでいるということでしたが、他に強化したり取り組んでいることはありますか?

「やはりパンチを重視した練習をしているんですけど、その中でもガードだったり、あるいは蹴りに頼りすぎないように、自分から攻撃できるスタイルに変えていくための練習をしています」

──では、次の試合ではガラッと変わったファイトスタイルが見られそうですね。対戦相手は鈴木勇人選手ですけど、どのような印象をお持ちですか?

「左の蹴りが凄く強いですよね。そしてパンチも強い選手です。ですから、私との戦いは凄く面白い試合になるんじゃないかと思っています」

──前回K-1に出た時はライト級での出場でしたし、3年前はスーパー・バンタム級での出場でした。今回はスーパー・ライト級ということで、ドンドン体が大きくなっていますね。

「体重も増やしていますね。私としては65kgのスーパー・ライト級の方がやりやすいです」

──K-1ではまだ未勝利ですが、初勝利を期待するファンも多いと思います。どんな試合を見せたいと考えていますか?

「これまでのK-1の試合ではムエタイの技に頼りすぎていて、蹴りの比率が多くなっていた部分があったんですけど、2戦経験してみてK-1ルールというものも理解できました。どんな攻撃が評価されるかも分かったので、今回はこれまでよりも面白い試合になると思います。楽しみにしていてほしいですね」

──階級も変えて、これからK-1ではどんなことを目標に戦っていくおつもりですか?

「自分の目標はこのスーパー・ライト級でチャンピオンになることです」

──ちなみにこのスーパー・ライト級でチャンピオンを含めて、気になる選手はいますか?

「やはりチャンピオンですね。現在のチャンピオンの大和哲也選手は強いですし、警戒をしていますが、いずれ彼に挑みたいと思っています」
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