「Krush.150」6.16(金)後楽園 児玉兼慎「K-1 GROUPはレベルが違うところを見せる」vs大谷翔司「覚悟と闘志を見ていただきたい」、TETSU「僕がライト級で一番強くなるんちゃうんかという幻想を見せる」vs三宅祐弥「目の前のTETSU選手を圧倒して勝つ」
第6試合では児玉兼慎vs大谷翔司、そして第5試合ではTETSUvs三宅祐弥のKrushライト級ワンマッチが2試合連続で組まれているが、この4選手も無事に計量をパス。4人揃って記者会見に臨み意気込みを述べた。
第6試合で激突する児玉と大谷だが、Krush EVANGELISTの石川直生さんが「この試合は内容によっては、一気にタイトル戦線に絡む可能性も非常に高い一戦です」と、両者ともにタイトル戦線に近いという見方をしている選手たちだ。児玉はまだキャリア6戦だが、Krushのリングでは3連勝中と上り調子。「前回5倍のキャリア差を持つ昇也選手に、パンチでダウンを奪って文句なしの勝利をあげてくれました。今回は4倍のキャリアを持つ大谷選手相手にどんな試合をしてくれるか?」と、石川さんの期待も高い若手だ。
本人もBigbang王者の昇也に勝利して自信を深めており「他団体のチャンピオン二人をKrushで倒したらタイトルはリーチかなと思っている」と、ベルト獲得歴のある大谷を目の前にして舌なめずり。そして、近年KNOCK OUTを主戦場にしてきた大谷に対し、「ハッキリ言ってK-1 GROUPとKNOCK OUTじゃレベルが違うよというところを見せます」と外敵迎撃に闘志を燃やしていた。
対する大谷は陸上自衛隊徒手格闘訓練隊出身の異色のファイターだが、JAPAN KICKBOXING INNOVATIONライト級王者になったこともある実力者。「毎回ハズレがないほどに楽しませてくれるファイターです。リーチを活かしたパンチも蹴りもヒットさせてから、KOにつながる強いパンチを当てるそのスタイルは、K-1 GROUP、Krushでもきっと輝いてくれると思います」と、石川さんの期待も高い。本人もKrush初参戦を間近に控え、「いろんなものを背負ってリングに上がりますので、その覚悟と闘志を見ていただきたい」と、全身から気合いを漲らせていた。
第5試合のTETSUvs三宅は、石川さんが「両者とも、魅せ方にもこだわるプロフェッショナルなので、非常に激しい華々しい打ち合いが展開されると思います」と期待を寄せる一戦。TETSUは23歳ながらKrushフェザー級王座に挑戦したりと経験豊富なファイターで、体が成長して今回からライト級での戦いとなる。「古巣である月心会に戻って原点回帰ということで、新しいTETSU選手のパフォーマンスを見られると楽しみにしています」と、石川さんが述べたように新たな姿を見せることも期待されている。本人もやる気十分で、「僕がライト級で一番強くなるんちゃうんかという幻想を見せます」と、この試合を制してライト級タイトル戦線に名乗りを上げる腹積もりだ。
対する三宅は「高い勝率とKO率で、そしてパンチが強いアグレッシブなファイター。絶対折れない心も非常に魅力的です」と石川さんに評されたように、K-1 GROUPでは4勝3KOという戦績を誇る。「二人(※メインでタイトルマッチを行う大沢と里見)とも強いんで僕なんかはまだまだやと思うんで」とタイトル戦線に対しては謙虚な姿勢を見せるも、「とりあえず目の前におるTETSU選手を圧倒して勝って、そこまでの目標を立てられるように今回の試合に勝ちます」と、TETSU攻略には自信を見せていた。
「とりあえず計量をクリアできたんで、自分の苦手な減量をクリアできたんで、明日は勝ちは堅いかなと思っています。楽しみにしていてください。(メインイベントでライト級のタイトルマッチを行なわれる中で、今後タイトル戦線浮上を見据えて、どんな勝ち方をしたい?)前回も昇也たんがBigbangのチャンピオンだったんで、今回も相手は他団体のチャンピオンなんで、他団体のチャンピオン二人をKrushで倒したらタイトルはリーチかなと思っているんで、いい勝ち方をしてタイトルマッチに行けるように勝ちます。(ファンの皆さんへのメッセージは?)明日はKNOCK OUTから大谷選手が来るということで、大谷選手はいい選手だと思いますけど、ハッキリ言ってK-1 GROUPとKNOCK OUTじゃレベルが違うよというところを見せます」
大谷翔司
「スクランブル渋谷所属、元陸上自衛隊徒手格闘訓練隊出身ファイターの大谷翔司です。明日はKrushファンの皆様に存在をアピールするような試合を見せていきたいと思います。また自分自身負けられない試合ですし、いろんなものを背負ってリングに上がりますので、その覚悟と闘志を見ていただきたいです。よろしくお願いします。(メインイベントでライト級のタイトルマッチを行なわれる中で、今後タイトル戦線浮上を見据えて、どんな勝ち方をしたい?)メインがライト級のタイトルマッチということで、自然と自分たちの試合も比較されて比べられると思うんですけど、そこもそうですし、他の団体のライト級のトップを見て比較されても、『大谷、負けないんじゃないか?』って、そういう期待を抱かせるような試合をしたいと思います。(ファンの皆さんへのメッセージは?)明日は第6試合に注目してください。応援よろしくお願いします」
「(わざと小さい声で)月心会チーム侍のTETSUです。ちょっと明日の試合後のマイクで喋るので、ちょっと控えめに喋ります。(メインイベントでライト級のタイトルマッチを行なわれる中で、今後タイトル戦線浮上を見据えて、どんな勝ち方をしたい?)『僕なんかまだまだ』って言っているような人に圧倒されて負けてたら、ライト級こんなの始まんないと思うんで、僕がライト級で一番強くなるんちゃうんかという幻想を見せます。(ファンの皆さんへのメッセージは?)入場バトルでは負けません!」
三宅祐弥
「意気込みはとりあえず明日5試合目、初めて5試合目なんで。Krushはずっと1試合目やったんですけど、5試合目はわんさかお客さんがおると思うんで、そのお客さんにも三宅祐弥を覚えてもらえるように思いっきり戦いたいと思います。(メインイベントでライト級のタイトルマッチを行なわれる中で、今後タイトル戦線浮上を見据えて、どんな勝ち方をしたい?)大沢選手と里見選手ですね。二人とも強いんで僕なんかはまだまだやと思うんで、とりあえず目の前におるTETSU選手を圧倒して勝って、そこまでの目標を立てられるように今回の試合に勝ちます。(ファンの皆さんへのメッセージは?)頑張ります!」