「K-1 WORLD GP」6.3(土)横浜 金子晃大vsカラジャはともに激闘を約束、王者初陣・与座優貴にクラーク「俺は危険だ」、黒田斗真「人生を変えてくれた場所で熱い試合をする」vsラマダン「黒田には覚悟しておいてほしい」
今大会では、第17試合に金子晃大vsエムレ・カラジャの-56kg契約スーパーファイト、第16試合に与座優貴vsアーロン・クラークのK-1ライト級スーパーファイト、第15試合に黒田斗真vsラマダン・オンダッシュのK-1バンタム級スーパーファイトと、現役のK-1王者vs外国人選手のスーパーファイトが3試合組まれているが、いずれも無事に計量をパス。6人揃って会見に臨んだ。
今大会のセミファイナルに試合が組まれたK-1スーパー・バンタム級王者の金子は「明日はしっかりカラジャ選手に集中しながら、今後に繋がるような、そういう内容で勝てればなと思っています」と、期待されている玖村将史との再戦を意識しつつ、明日の勝利を誓う。
対するトルコ出身のカラジャは、約15時間のフライトで日本に乗り込んできた。「どのみちKOするために日本に来た。自分はKO率が非常に高い選手だと思っているから、明日の試合では皆さんにKOするところを見てほしい」と、自信満々に金子をKOで葬ることを宣言していた。
第16試合にはK-1チャンピオンとなって初陣を飾ることになるK-1ライト級王者の与座が登場。「自分自身の強さを、K-1チャンピオンとしての強さを対戦相手、そして世界に示す内容で圧倒的に勝ちたい」と、チャンピオンとしての初陣で、K-1王者の力を世界中に知らしめるつもりのようだ。
一方、世界各国で、様々な階級で戦ってきたアイルランド出身のクラークは、与座の発言を受けて「与座はK-1チャンピオンの強さを見せると言っていたけど、それすら楽しみにしたいね」と不敵な笑みを浮かべつつ、「俺は凄い危険な選手で、そういう選手であるがためにファンが求めるものを見せるためにここに来ている」と、こちらも堂々のKO宣言をしてみせた。
第15試合にはK-1バンタム級王者の黒田斗真が登場する。与座同様K-1王者になっての初陣となる黒田だが、今回の会場は2年前にK-1バンタム級日本最強決定トーナメントで優勝した時と同じ横浜武道館だ。「2年前に僕の格闘技人生を変えてくれた場所だと思うので、そこで2年前の自分を超えるような熱い試合を明日はしたい」と、思い出の会場で進化を見せることを誓った。
対戦相手のラマダンは弱冠16歳ながら、SNS上でも“天才ムエタイ少年”“アラブの神童”と呼び声の高いファイターだ。「相手は6歳年上だけど、試合で自分の実力を見せて、年齢は関係ないと見せたい」と、22歳のチャンピオン狩りに自信を見せると、「もちろんKOするから、覚悟していてほしい」と、16歳らしい血気盛んな発言を放っていた。
「やるべきことをやってきたので、明日はしっかりカラジャ選手に集中しながら、今後に繋がるような、そういう内容で勝てればなと思っています。(対戦相手を直接見ての感想と、公開練習の映像を見ていたらその感想は?)試合を見て凄いアグレッシブだし、パンチをしっかり打ってくる選手で。見た感じもしっかり準備してくれている感じなので、いい試合ができればなと思います。(対戦相手の自信満々の発言を聞いてどう思った?)これからの試合に向けても明日は大事な一戦なんで、そこに対していい試合ができればいいかなと思っています」
エムレ・カラジャ
「日本の皆さん、こんにちは。日本に来られてとても嬉しい。K-1の試合に出られるということで、主催者や全ての人たちに感謝したい。この試合のために凄い準備をしてきたので、明日の試合は非常に見応えのあるものになると考えている。相手選手も私も非常に強いパンチを持っているので、明日の試合は見ていて凄く楽しめると思う。(K-1チャンピオンを間近で見てフィーリングなど感じた印象は?)そこまで驚くことはないが、明日はやることをやる。相手選手を見てもそこまでフィーリングはなかったけど、明日の試合は激しく見応えのあるものになると感じている。(全世界共通だと思うが、日本のファンもKO決着を期待してる。KOする自信は?)約15時間のフライトを経て日本に来て、どのみちKOするために来たと考えている。自分はKO率が非常に高い選手だと思っているので、明日の試合では皆さんにKOするところを見てほしい」
「明日はチャンピオンになって1試合目ということで、自分自身の強さを、K-1チャンピオンとしての強さを対戦相手、そして世界に示す内容で圧倒的に勝ちたいと思っているので、期待していてください。(対戦相手を直接見ての感想と、公開練習の映像を見ていたらその感想は?)向かい合った感じ、凄い調子の良さそうな顔をしていたと思います。あと公開練習も見て、試合の映像を見ているより強いというイメージがあったんで、明日が楽しみですね。早く戦いたいなっていう感じですね。(対戦相手の自信満々の発言を聞いてどう思った?)やればレベルの違いが分かると思うんで、明日見ててください」
アーロン・クラーク
「日本の皆さん、こんにちは。自分はコンディションが凄く良くて、準備も順調な仕上がりでできていると思う。(K-1チャンピオンを間近で見てフィーリングなど感じた印象は?)与座はK-1チャンピオンの強さを見せると言っていたけど、それすら楽しみにしたい。(全世界共通だと思うが、日本のファンもKO決着を期待してる。KOする自信は?)日本のファンの皆さんにはしっかり目を開けて、ぜひ自分の戦いを見てほしい。というのは、俺は凄い危険な選手で、そういう選手であるがためにファンが求めるものを見せるためにここに来ているからだ。なので、それを楽しみにしていただければと思う」
「横浜武道館、2年前に僕の格闘技人生を変えてくれた場所だと思っているんで、そこで2年前の自分を超えるような熱い試合を明日はしたいと思います。(対戦相手を直接見ての感想と、公開練習の映像を見ていたらその感想は?)印象は特にないんですけど、若い選手だと思うんで、そんな若い選手にはまだまだ負けないぞというところを見せたいと思います。(対戦相手の自信満々の発言を聞いてどう思った?)お腹空きすぎてあんまり聞いてなかったんですけど(苦笑)明日楽しみにしもらえれば、僕が必ずKOで勝つんで」
ラマダン・オンダッシュ
「明日の試合のためにたくさん練習してきたので、明日は僕の実力を見せたいと思う。(K-1チャンピオンを間近で見てフィーリングなど感じた印象は?)特にフィーリングなどなかったよ。相手は6歳年上だけど、試合で自分の実力を見せて、年齢は関係ないと見せたい。(全世界共通だと思うが、日本のファンもKO決着を期待してる。KOする自信は?)もちろんKOするので覚悟してほしい。今はそれ以上は何も言わないけど、とりあえず明日の試合を楽しみにしてくれ!」