「K-1 WORLD GP」6.3(土)横浜<インタビュー>MIKE JOE「K-1では格闘技を始めた頃のイケイケな感じの試合になると思う。K-1の歴史に名を刻む覚悟でトーナメントに挑みます」
――約2年ぶりのK-1参戦が決まりました。試合が決まった時の心境を聞かせてください。
「またK-1から声がかかった!よっしゃー!って感じですね」
――K-1から離れている間はムエタイルールで試合を続けていましたが、どんな部分に成長を感じていますか?
「タイ人の選手や色んなタイプの選手と戦ってきて、闘いにおいての経験値は積めたと思います。まだまだなところもありますが、これからさらに磨きをかけていきたいです」
――MIKE JOE選手といえば過去にBigbangのリングでノーガードで打ち合った試合(https://youtu.be/1f0iCnDOAlo)が印象的ですが、ああいう打ち合いは好きですか?
「この2年で色々と経験して冷静にキレイに戦うことを意識しすぎた部分もあったんですよ。でも前回タイ人と戦った試合で、今一度格闘技を始めた頃のアグレッシブな気持ちを思い出しました。最近はムエタイが主戦場だったので、K-1ではフレッシュな感じで当日はイケイケな感じになると思います。ここ最近の自分とは違う面白い試合になると思います(ニヤリ)」
――しかも久々のK-1参戦が初代ミドル級王座決定トーナメントです。
「純粋にうれしかったです。あのトーナメントのメンバーの一人に選ばれたわけですからね。6月3日は絶対に俺の日にすると決心しました。あとはK-1での戦い方にシフトして、気合いを入れて準備を続けています」
――トーナメント用の対策はしていますか?
「かなり過酷な戦いになると思うので、トーナメントの戦い方や勝ち上がり方は色々と研究しようと思います」
――一回戦で対戦するムスタファ・ハイダにはどんな印象を持っていますか?
「映像もチェックしたんですけど、器用で技術力の高い選手かなと思います。できるだけ早く終わらせて次に進むことが理想ですが、一回戦から全力を注いで勝ちに行きます」
――決勝戦には誰が勝ち上がってくる、もしくは誰に勝ち上がってきて欲しいと思いますか?
「当たり障りない答えで申し訳ないんですけど、ほんとに誰が勝ち上がってくるか分からないですね。そのくらい拮抗している戦いだと思います。僕のなかで戦いたい選手もいるので、機会があればそれも実現するかもしれないです」
――K-1のベルトへの想いを聞かせてください。
「やっぱりK-1チャンピオン=ヘビー級のそうそうたるレジェンドたちが思い浮かぶし、僕がリアルタイムで見ていたのはK-1MAXなので、今とは体重区分が少し違いますけどミドル級=魔裟斗さんですよね。自分もその歴史の中に名前を刻む覚悟でトーナメントに挑みます」