「Krush ~RING OF VENUS~」4.8(土)新宿<インタビュー>真美「技術的にはまだまだですが、前に行くスタイルは変わらない。自分らしい打ち合いを見せて、もっと見ている人が興奮するような試合をしたい」
――今年1月のYuka☆戦(判定勝利)を振り返っていただけますか?
「Yuka☆選手のパンチがすごく硬くて、実は開始30秒くらいで右ストレートを効かされちゃったんですよ。それで焦りました」
――その展開でも勝ち切れた要因はなんでしょう?
「逆に『このままじゃだめだ!』と思って吹っ切れて戦うことができたのと、Yuka☆選手が打ち合ってくれたのが大きかったです。私は打ち合うのが好きなスタイルで、その勝負になっていい感じに試合を進めることができました」
――もともと真美選手はパンチで打ち合うのが好きなファイトスタイルなんですか?
――昨年の「K-1 RING OF VENUS」ではKO勝利も収めていますが、最近の練習・試合で手応えを感じている部分はありますか?
「あの頃からワンツー以外のパンチもスムーズに出るようになったんですよね。そこには少し手応えがあります」
――対戦相手のMOE選手の印象は?
「ステップワーク・距離感が上手な選手だと思います。あとはスピードがある相手に対しても的確にカウンターを当てられる選手だと思います。あとはパンチの打ち合いの中でもハイキックを蹴ってくるので、そこには気を付けたいと思います」
――攻略のイメージはできていますか?
「相手の得意なパターンにならないことは当然ですし、仮にそうなってもしっかりリカバリーして、逆に自分の得意分野に持ち込もうと思います」
――今回は昨年の「K-1 RING OF VENUS」に続いての女子大会で「Krush RING OF VENSUS」としての開催です。女子大会が開かれることにはどんな考えがありますか?
「こういう大会を開いてもらえるのはうれしいですし、ありがたいです。でも前回はK-1で代々木第二、今回はKrushで新宿FACEというところは正直悔しい。自分たちの力のなさを感じましたし、もっともっと全員でレベルを上げて、いい試合をしなければいけないと思います」
――それも踏まえて今回はどんな試合を見せたいですか?
「自分らしい打ち合いを見せて、もっと見ている人が興奮するような試合をしたいです。選手一人一人がその自覚を持って、私もK-1 GROUPで戦う女子選手の一人として、またK-1で女子大会を開催してもらうことが目標です」