「Krush ~RING OF VENUS~」4.8(土)新宿<インタビュー>MOE「パンチも蹴りも全部フルに使って、相手の隙ができたところを一発で倒す。そういうファイトスタイルで見ている人にインパクトを与えたい」
――前回11月のケイト・ウィラサクレック戦(延長判定で勝利)を振り返っていただけますか?
「試合には勝てたんですけど延長までもつれて、最後までいけなかったかなと思います」
――以前のMOE選手は接戦に競り負ける部分もありましたが、最近は競り勝てるようになった印象です。
――戦績的にも3連勝ですよね。兄の高橋直輝選手もスーパー・フェザー級に上げてから3連勝と兄妹揃って絶好調ですよね。
「同じくらいのタイミングで直輝も階級をあげたのがよかったと思います。何か練習内容がガラリと変わったわけじゃないんで」
――直輝選手も先日の「Krush.147」でKO勝利していましたが、刺激になりますか?
――今回の試合に向けて、どんなことを意識して練習していますか?
「今回の相手もガッツがあるタイプなんで、ただ真っ向勝負するだけじゃなく、自分らしい動きをして勝ちたいと思います」
――改めて対戦相手の真美選手の印象を教えてください。
「殴られても殴られても前に出てくる気持ちが強い選手やと思います。ただテクニックは自分の方が上なんで、そこを上手く使って勝ちたいです」
――ミニマム級は真美選手のようにパンチ主体のアグレッシブな選手が多いですよね。
「そうなんですよ!なんであんなゴツゴツ!ガンガン!みたいな選手が多いんですかね。でも自分はそれだけじゃなくてテクニックもあるんで、パワーだけの選手たちには負けたくないです」
――今回は昨年の「K-1 RING OF VENUS」に続いての女子大会で「Krush RING OF VENSUS」としての開催です。女子大会が開かれることにはどんな考えがありますか?
「こうして女子大会が開催されることはうれしいですけど、今はこの規模でやるのが現実やと思います。女子だけの大会でも見に来るお客さんを増やさなあかし、選手目線でも男子と比べてもすごいと思わせる試合が必要やと思います」
――そのためにもどんな試合を見せたいと思いますか?
――それではこれからの目標を教えてください。
「ホンマにミニマム級にベルトを作って欲しいですね。今K-1 GROUPのミニマム級に出てる選手は他団体でベルトを持っている・持ってた選手が多いんですけど、自分はそういう選手にも絶対負けへんし、KANA選手や菅原(美優)選手以上の試合を見せられると思っています。次の大会ではそういう試合をして、ミニマム級にベルトを作ろうと思ってもらえる試合にしたいです」