<K-1×RISE対抗戦・インタビュー>佐々木大蔵「『K'FESTA.6』の玖村将史選手の言葉に刺激を受けた。RISEのリングでも自分の存在感を発揮して、K-1の一員として自分を貫きたい」
――まず初めに今回の対抗戦のオファーを受けた時の心境を教えてください。
――まさに予想外のオファーだった、と。
「ただ僕がプロデビューする前、チームドラゴンの先輩たちがRISEで試合をしていたので、先輩たちが出ている試合はほとんど会場まで見に行ってたんです。だから自分がRISEで試合をすることが不思議な気もしますね」
――今回の対抗戦が決まってから、試合に向けてどんな練習を続けていますか?
「基本的にはいつもと変わりないんですけど、練習仲間がすごく気をつかってくれて、野杁正明なんかは僕とスパーリングするときはRISEルールに合わせてやってくれました」
――RISEではワンキャッチ・ワンアタックが認められるなど、K-1とはルールの違いがありますが、どのくらいまで意識して練習していますか?
「もちろんRISEルール用の練習していますし、それを意識しながら普段通りの試合をやろうと思っています。僕はずっとK-1ルールで戦ってきて、そのなかで倒す・KOすることを目指しながらレベルを上げる・強くなることを見据えてやってきました。それをどれだけ試合で実現できるかは分かりませんが、練習での手応えはあるし、それを対抗戦というなかで見せられたらいいなと思います」
――対戦相手の白鳥選手にはどんな印象を持っていますか?
「すごく器用でオールマイティ、パンチも蹴りもバランスよく出せる選手だと思います」
――佐々木選手もオールマイティなスタイルなので高度な技術戦を期待しているファンの方も多いと思います。
「実際に白鳥選手と向かって距離感やリズムを感じないと何とも言えませんが、いいものを見せられる予感はしています」
――「K'FESTA.6」3.12代々木大会での対抗戦はK-1勢が勝ち越す形になりました。その結果をどう受け止めていますか?
「そこまで意識はしていないですが『K'FEST.6』ではK-1が勝ち越したという結果が出て、玖村将史選手の『K-1ファイターの強さをもっと見せていきたい』『K-1最強を証明していきます』という言葉にも刺激を受けました」
――「K'FESTA.6」ではRISEの選手たちがK-1に出て、「RISE ELDORADO 2023」にはK-1の選手たちがRISEに乗り込む形です。
「僕は『K'FESTA.6』を見て、相手の団体に乗り込んで勝つことの難しさを感じました。例えばRISEの会場の雰囲気や大会進行はK-1とは違うだろうし、それも新鮮に感じつつ、楽しめたらいいなと思います」
――それでは最後にファンのみなさんにメッセージをお願いします。
「(対抗戦は)自分が思うより周りの方たちが熱くなっていて、それを感じながら、RISEのリングでも自分の存在感を発揮できたらと思います。K-1の一員として自分を貫きたいと思います」