<K-1×RISE対抗戦・インタビュー>新美貴士「『K'FESTA.6』を見て相手のリングに乗り込んで勝つことが簡単じゃないと思った。自分の役目を果たして、K-1に勝ちを取ってきます」
――まず初めに今回の対抗戦のオファーを受けた時の心境を教えてください。
「全く想像もしていない試合だったので驚きました。しかもK-1の看板を背負って乗り込む試合なので気が引き締まりました」
――昨年6月に「THE MATCH 2022」が開催され、そこでもK-1×RISEという図式の試合が組まれていましたが、あの大会はどう見ていましたか?
「最初に『THE MATCH 2022』の発表を聞いたとき、どちらのルールでどういう最低基準になるんだろうなと思っていました。結果的にTHE MATCHルールという形の試合で、結果的にK-1税が負け越し形になってしまったので、そこはやはり悔しかったです」
――今回の対抗戦が決まってから、試合に向けてどんな練習を続けていますか?
「いつもと同じように自分の距離・ペースで戦うことを意識しつつ、若干K-1とRISEルールは違う部分があるので、その練習・対策もやってきました。そこは試合を見てもらいたいですね」
――RISEルールで試合することで、普段とはどこに違いが出てくると思いますか?
「接戦になった時、蹴り足や掴みの練習をやっておかないと、いざ対応ができないのかなと。そのうえで相手・ルールに関係なく変わらない部分もあるので、そこはいつもと変わらず強化してきました」
――対戦相手の門口選手にはどんな印象を持っていますか?
「右構え・左構えを両方できて身体も強い、当て勘もある選手だなと思います。お互い自分の距離で戦えるかどうかが重要だと思います」
――「K'FESTA.6」3.12代々木大会での対抗戦はK-1勢が勝ち越す形になりました。その結果をどう受け止めていますか?
「僕はK-1勢が全勝すると思っていたので、RISEにも強い選手はいるんだと再認識しました。『K'FESTA.6』はRISEの選手がK-1に出る形で、次はK-1の選手がRISEに乗り込む形なので、『K'FESTA』でK-1勢が勝ち越したからと言って甘くないものだと思っています」
――まさにそれはRISEに乗り込む側ならではの感想ですね。
「試合をやる前からどちらが上・下というものではないと思いますし、大きく実力差があるとも思っていないです。だからこそ相手方の大会に乗り込んで試合をする・勝つことは簡単じゃないと思いますし、僕は結果を出すために集中したいです」
――いつもと違うシチュエーションの試合ですが緊張などはないですか?
「僕は楽しみですね。いろんな人に自分のことを見てもらえると思うので」
――それでは最後にファンのみなさんにメッセージをお願いします。
「いつも通り熱い試合をしたいです。今回は対抗戦なのでRISEファンのみなさんに自分をアピールしたいし、K-1ファンのみなさんには自分の役目を果たして、熱い試合をしてK-1に勝ちを取って来ます」