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「K'FESTA.6」3.12(日)代々木 年間最大のビッグマッチのメインイベント!王者・大和哲也「K-1年間最大の式典、最高の一日をお楽しみください」vs挑戦者・林健太「勝ってみんなの期待に応えたい」

 3月11日(土)都内にて、開催を明日に控えた「K-1 WORLD GP 2023~K'FESTA.6~」の公開計量と前日記者会見が行なわれた。

 年間最大のビッグマッチを締めるメインイベント(第21試合)はスーパー・ライト級タイトルマッチ。王者・大和哲也が2度目の防衛戦で、元ライト級王者・林健太を迎え撃つ一戦だ。

 このビッグマッチの大トリを任された両者は、口を揃えて「メインだから何かをしなければならないということはない」と落ち着きを見せる。注目を集める"大和の左vs林の右"という図式にも、林は「右も左も均等に強い」と右へのこだわりを見せず、大和もまた「他の攻撃があってこそ結果的に左が当たっている。トータル面でもチャンピオンらしい戦いを見せたい」とトータルバランスが武器であると示した。

 会見では隣り合わせの席ながら終始リラックスした様子を見せた両者。林は計量後に次男からもらったという挑発的なメッセージに触れ「先に息子と試合をしてきます」と笑いを誘うと、大和は「明日はK-1年間最大の式典。最高の一日をお楽しみください」とファンへ観戦を呼びかけた。最後のフォトセッションではがっちりと握手をかわして、健闘を誓い合った大和と林。明日のメインイベントはどんな結末を迎えるか?

大和哲也
「まず今日は3.11ということで、東日本大震災から12年が経ちました。震災に遭われた方々に心からお悔やみ申し上げます。自分は前回K-1 AWARDS 2022でお酒大好きな"ア酒リート"な部分を見せてしまったんですが(苦笑)、今回はしっかりアスリートとして仕上げてきました。自分はFight For Pieceと戦いと通じて世の中を幸せにしたい、元気を届けたいと思っていますので、明日はK-1年間最大の祭典で、そして30周年のイベントということで、最高の1日になると思いますので、ファンの皆様、会場に来られる方々も、ABEMA・GAORAで生中継を見られる方々も、最高の1日をお楽しみください。

(メインイベントに抜擢されて、どんな試合をしたいか?)僕も林選手と同じで特にメインだからというのはなくてですね。今までいろんな団体、僕はキックボクシング・ムエタイ出身なんですけど、メインイベントは昔は当たり前だったので、やっとK-1でもメインイベントで試合をできるようになったんだなあという感慨深さもありますが、だからといって思い込むこともないですし、いつも通りの戦いをするだけだなと思っていますし、それが結果的にはメインイベントして最高の戦いになると思っていますので、特に気負いもなく、いつも通りですね。

(大和は左フック、林は右が注目されている。先に当てる自信はあるか?)僕も左のパンチがそう見られがちですけど、他の攻撃があって結果的に左が当たっているので、僕もどのパンチも出せるし蹴りも得意だと思っているので、トータル面でもチャンピオンらしい戦いを見せられればいいかなと思います」

林健太
「ライト級のベルトを一度獲ってからケガしたり入院したりしていて、応援してもらっている人たちにあまり格闘家として返すことができていなかったので、明日はしっかり勝って期待に応えたいです。息子たちから計量終わってLINEをもらったんですけど、長男は百歩譲っていいとして、6歳の次男から『明日がんばれよ』と絵文字無しで来たので、ちょっといったん家に帰って息子と試合をします。息子からのLINEの相場は『明日がんばってね』とか、百歩譲って絵文字が着いていると思うんですけど、明日がんばれよと絵文字無しで来たので、ちょっと帰って叱りたいと思います。

(メインイベントに抜擢されて、どんな試合をしたいか?)メインイベントだからといって何かしないといけない、盛り上げないといけないとはあまり考えていないんですけど、普段からずっと盛り上がる試合を、見ている人が興奮するような試合を心がけているので、特にメインイベントだからやらなというのはないですね。(大和は左フック、林は右が注目されている。先に当てる自信はあるか?)大和選手は左のパンチ、僕は右のパンチとなっていると思いますけれど、僕は右も左も均等に強いと思っているので、特に右にこだわらずに左でも倒せますし、ボディでも倒せますし。でも一撃で倒すというよりはじっくり勝ちにこだわってしっかり戦いたいと思います」
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