「K'FESTA.6」3.12(日)代々木 いよいよ因縁に決着 王者・朝久泰央「明日は俺の独壇場」vs挑戦者・与座優貴「どちらが強いか白黒つけるだけ」、王者・和島大海、挑戦者ジョムトーンの余裕発言に「K-1を背負う気持ちは誰にも負けない」
K-1年間最大のビッグマッチのラスト3試合は王者が最強挑戦者を迎えるタイトルマッチが並ぶ。第19試合のスーパー・ウェルター級タイトルマッチは、王者・和島大海が挑戦者にジョムトーン・ストライカージムを向かえる一戦。ムエタイ・ボクシングを含め、次で17本目のベルトを奪取すると宣言したジョムトーンは「強いチャンピオンだと聞いているが自分にとっては全く問題ない」と豪語。静かな言葉による挑発を受けた和島だが、こちらも落ち着いた様子で「K-1を背負っているという気持ちは誰にも負けていないつもり。何を言われても明日は僕がやるだけ」と気持ちを乱すことなく伝説のムエタイ王者狩りに自信を見せた。
第20試合のライト級タイトルマッチは1年越しとなる因縁の対決。王者・朝久泰央が昨年2月のK-1東京体育館大会でのスーパーファイトで敗れた与座優貴との完全決着戦に臨む。計量時には一触即発の様相を呈した両者。朝久はにらみ合いの時間を振り返り「最後まで目をそらさなかった方が勝つと思っていた。彼が先に目をそらしたのでこの勝負は勝ったと確信した」と早くも勝利宣言。さらに「明日は俺の独壇場」と圧倒的な勝利を誓う。一方、リマッチで王座奪取を狙う与座は「自分も過去一いい状態に仕上げてきた。朝久選手も仕上がりが良さそう」とお互いのコンディションが万全であることを歓迎。その上で「もう口で言うことは何もない。明日は勝ってチャンピオンになります」と悲願の王座奪取へ挑む。
「この3.11という日に改めて食べ物のありがたみだったり飲めることの幸せを噛みしめました。明日は久しぶりの試合なんですけど、俺が倒して勝つだけだと思っているので、気合いバッチリで必ず俺が勝ちたいと思っています。楽しみにしていてください。押忍。(計量を終えてのにらみ合いが長かったが?)にらみあったというより、自分は対戦相手と向き合ったときに心の目で見るつもりで見ているんですが、向かい合った瞬間に最後まで目をそらさなかった方が勝つなと確信してずっと見ていました。自分が最後までずっと見ていて、彼が目をそらしたのでこの勝負は勝ったなと確信に変わりましたね。明日の試合も必ず俺の独壇場で勝ちたいと思います」
与座優貴
「明日の試合に向けて1日も自分に負けることなくいい準備をしてきたので、明日は楽しんでチャンピオンになるだけだなと思っています。(計量を終えてのにらみ合いが長かったが?)自分も過去一いい状態に仕上げてきて、朝久選手も体の仕上がりは良さそうだったので、もう口で言うことは何もないので、明日お互い全力でどっちが強いか白黒つけるだけだと思っているので。明日は勝ってチャンピオンになります」
「僕はあまり喋らない方なんですけど、K-1を背負っているという気持ちは誰にも負けていないつもりです。明日は絶対防衛するので和島大海に注目してください。押忍。(計量でお互いを見て)素晴らしい選手だと思いました。コップンカップ。(ジョムトーンの『和島のことはなんとも思ってない』について)何を言われても明日は僕がやるだけなので、なんとも思ってないです。僕も」
ジョムトーン・ストライカージム
「明日はいい試合をして絶対にチャンピオンベルトをもぎ取りたい。自分にとって17本目のベルトを巻く。自分の試合に注目してください。(計量でお互いを見て)現チャンピオンで強いチャンピオンだと聞いているが、全く問題ない。和島のことはなんとも思っていないよ」