「Krush.146」2.25(土)後楽園<インタビュー>加藤虎於奈「K-1チャンピオンは高い壁だけど、だからこそ目指す価値があるものだと感じた。ここから一つずつ勝って上の選手たちに噛みついていきたい」
――昨年4月の「K'FESTA.5」以来、約10カ月ぶりの試合が決まりました。前回は野杁正明選手にKO負けという結果でしたが、あの試合でどんなことを感じましたか?
「気持ち的には落ち込みましたけど…またやってやろうという気持ちでした。もちろん野杁選手はむちゃくちゃ強かったし、僕が倒されているんですけど、あのレベルにならないとK-1チャンピオンにはたどり着けないし、だからこそ目指す価値があるものだなと感じました。(K-1チャンピオンは)高い壁ですけど、一番上を知ることができたので、目標が明確になったと思います」
――試合そのものは久しぶりですが、試合そのものはやりたかったのですか?
「そうですね。前回の負けがあって、次は絶対に勝たないといけないと思っていました」
――対戦相手の幸輝選手にはどんな印象を持っていますか?
――一発で決着が終わるような試合になりそうですか?
「この階級になると一発があるのはお互いだと思うので、誰が相手でも気をつける必要があると思うんですよ。だから0コンマ何秒のミスがKOにつながると思うので、そのミスをしないように戦います」
――どんな試合をイメージされていますか?
「僕は細かい作戦や戦略は考えないで、実際にやってみて相手に合わせて戦うタイプなんですよ。だから自分でもどんな試合になるのか楽しみです」
――虎於奈選手にとっては再出発になる一戦です。今後の目標を聞かせてください。
「Krushでは一度チャンピオンになることが出来たので、最終的にはK-1チャンピオンになりたいです。身近に(K-1チャンピオン=レオナ・ペタスが)いるので。Krush時代に史上初の兄弟同時チャンピオンになったので、次はK-1でもそれを成し遂げたいです。今、僕は2連敗中の負けた身分なので、ここから一つずつ勝って上の選手たちに噛みついていきたいです」