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「K'FESTA.6」3.12(日)代々木 野杁正明が強豪ジャバル・アスケロフと激突!「この試合のオファーをもらった時に本当にワクワクした。格闘技人生の中でもターニングポイントの試合になる」

 2月2日(木)都内にて記者会見が行われ、3月12日(日)国立代々木競技場 第一体育館大会「K-1 WORLD GP 2023 JAPAN~K'FESTA.6~」の対戦カードが発表された。

 K-1ウェルター級王者・野杁正明が6年連続6回目の「K'FESTA」出場で、-69kg契約のスーパーファイトとしてジャバル・アスケロフと対戦する。野杁は2021年9月にK-1ウェルター級王者となり、昨年は4月「K'FESTA.5」で加藤虎於奈にKO勝利。6月の「THE MATCH 2022」では海人に延長判定1-2で惜敗し、この試合で負った拳の怪我で長期欠場を余儀なくされた。今回が約9カ月ぶりの再起戦となった。

 キャリア初期から世界の強豪と鎬を削ってきた野杁だが、近年は新型コロナウィルスの影響で海外勢との対戦が叶わず。今回は本人も強く望んでいた海外強豪選手との対戦が実現することになった。

 その相手として選ばれたのがK-1 MAX、GLORY、ONE Championshipと世界各国の団体を渡り歩いてきたアスケロフ。過去にアンディ・サワーや佐藤嘉洋らに勝利した実績を残り、ジョルジオ・ペトロシアン、ブアカーオ、シッティチャイなど70kgのトップ選手たちと拳を交えてきた強豪だ。

 この一戦のオファーを受けた日の夜、野杁は自身のTwitterに「久しぶりにワクワクしてきた」と投稿。「今回勝つことでいいアピールになると思うし、世界に向けて挑戦していきたい。自分の格闘技人生の中でも一番のターニングポイントの試合になるのかなと思います。いい試合にはならないと思いますが、一瞬で終わるような残酷なまでに叩き潰したい」と気合い十分のコメントを残す。

 また今回は69kgという契約体重での試合で「正直、ウェルター級には相手がいません。僕は格闘家でいる時点では常に挑戦者の気持ちでいたい。70kgが盛り上がっているのであれば70kgに上げるのもありかなと思いますし、3階級を制覇したのは武尊君しかいないので、常に(ウェルター級に)留まるよりも僕は挑戦者でいたい」と階級を上げることも視野に入れていることを明かした。怪物・野杁が世界との戦いに打って出る! 

野杁正明
「この試合のオファーをもらった時に本当にワクワクしましたし、こういった選手を呼んできてくれたK-1には本当に感謝しています。なかなか強豪外国人選手と対戦ができず、昔の選手にはなりますが、誰もが認めるような海外のトップ選手とやってきた選手と戦うことになります。次のステージに向けて、この試合をいい形でクリアーできれば、いいアピールになると思います。いい試合にはならないと思いますが、一瞬で終わるような残酷なまでに叩き潰したいと思います。

(対戦相手の印象は?)K-1MAXにも出ていますし、ONEのトーナメントでベスト4にもなっている選手なので、本当に強いいい相手だと思います。(今回は69kg契約の試合だが?)正直、ウェルター級には相手がいません。僕は格闘家でいる以上、常に挑戦者の気持ちでいたいので、ウェルター級契約で決まればやりますが、今回はアスケロフ選手と69kg契約と言われたので即OKしました。(将来的に70kg級での試合も見越して?)70kgが盛り上がっているのであれば70kgに上げるのもありかなと思いますし、3階級を制覇したのは武尊君しかいないので、(ウェルター級に)留まるよりも僕は挑戦者でいたいと思います。

(アスケロフは世界的な強豪を倒しているが、ここで勝てば70kgの世界でやっていける感触も得られるのでは?)いいアピールにもなると思います。前回、THE MATCHで海人選手に負けて、『お前は世界なんて早いよ』という言葉も多いですし、今回負けるようなことがあれば野杁はそういうレベルだったと言われるだけなので、今回勝つことで世界に向けて挑戦していきたいです。自分の格闘技人生の中でも一番のターニングポイントになる試合になるのかなと思います(アスケロフの試合映像を見て)パンチでガツガツ来る印象ですけど、何パターンか倒せる技は用意していて対策は完璧にできています。どういう倒し方をしようかと思ったり、完封するのもありかなと思ったり、そこに1ミリでも近づけるための練習をしています。

(今の段階ではそこまで怖い相手ではない?)試合が決まって相手のことを怖いと思ったことはないので、今回のアスケロフ選手に対しても怖さはありません。(今後の目標は?)ウェルター級王座決定トーナメントのあと、ベルトを獲った僕と外国人選手3人と世界トーナメントを開催してほしいとお願いしていました。そうやって海外のトップ選手が集まるのであれば、ベルトをかけてウェルター級のトーナメントをやりたいと思ってますし、ウェルター級にそういう選手がいないのであれば、この試合をクリアしてスーパー・ウェルター級で挑戦するのもなのかなと。この一戦が終わらなければ先のことは言えないので、まずはこの一戦に懸けます。

(THE MATCH後、試合間隔が空き現在のコンディションは?)コンディションはいいです。怪我も治って、スパーも再開しているので現段階では一番いいんじゃないですか。(モチベーションも上がっている?)今までの相手の中で一番ワクワク感はありますし、『K'FESTA』皆勤賞は僕だけなので、K'FESTAらしく。“僕=残酷”なイメージがあると思うので残酷なまでに倒そうかなと思います」

ジャバル・アスケロフ
「大好きな日本。そして14年ぶりにK-1のリングで戦えることに興している。対戦相手の野杁はとても強い選手だが、俺もこの試合に向けてしっかりと仕上げていくつもりだ。観客にとって最高に盛り上がる試合になることは間違いないだろう。K-1で自分の存在を改めてアピールしたい」
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