news

ニュース

「K'FESTA.6」3.12(日)代々木 白熱するクルーザー級戦線で谷川聖哉vsステファン・ラテスク、AKIRA Jrvs星龍之介が決定!「僕が日本の重量級を背負う。その覚悟を見てもらいたい」(谷川)

 1月27日(金)都内にて記者会見が行われ、3月12日(日)国立代々木競技場 第一体育館大会「K-1 WORLD GP 2023 JAPAN~K'FESTA.6~」の対戦カードが発表された。

 白熱するK-1重量級戦線で、クルーザー級の注目2カードが決定した。谷川聖哉vsステファン・ラテスク、AKIRA Jrvs星龍之介だ。K-1無差別級トーナメント準優勝者の谷川は、昨年8月に元K-1クルーザー級王者K-Jeeに勝利したことで、K-1クルーザー級の日本人エースに。それ以降は試合から遠ざかっていたが、オランダ・Mike's Gymにも武者修行を行い、vs外国人選手に向けて備えてきた。

 そんな谷川に用意された相手がルーマニアのラテスクだ。ラテスクは東欧を中心に戦ってきた21歳の新鋭で、昨年12月のK-1大阪大会ではマハムード・サッタリに衝撃KO勝利を収め、一気に注目を集めた。中村拓己K-1プロデューサーの「12月の試合が終わって、すぐにK-1で試合を組みたいと思った」という言葉通りの連続参戦となった。

 谷川はオランダでの武者修行で、海外選手の圧力慣れやメンタル面の強化など、さまざまな収穫があり「練習面はもちろん、気持ち的にも甘えをすべて排除して、K-1にかける覚悟でやらないとダメだと思った」と日本人エースとしての自覚も芽生えてきた。

 サッタリをKOしたラテスクを相手に「パワーはかなりあると思いますが、サッタリ戦以外を見ると、スタミナの面にはちょっと穴があったり、いろいろ穴がは見つかってきている。激しい打ち合いというより、自分の攻撃だけを当てて、相手の攻撃は交わす。そういう新しいスタイルを完成させて勝ちます」と谷川。

「ほとんどの人が谷川聖哉が負けると思っていると思うけど、僕を信じて、ミットを持ってくださる(渡辺)雅和さんや、KRESTの仲間やスポンサー様やファンの皆さんがいる。僕はいずれ日本を背負っていく選手になるので、その覚悟を見てもらいたい」と宣言した。 

 AKIRAは関西を中心に活躍する重量級ファイターで、RKSクルーザー級と蹴拳スーパー・ミドル級の2冠を獲得。昨年からK-1に参戦してANIMAL☆KOJI・加藤久輝にKO勝ちしている。 対する星は極真空手出身で、極真会館第12回世界大会・第6位となった強豪。昨年からK-1 JAPAN GROUPに参戦を果たし、プロ戦績は3戦3勝(3KO)とパーフェクトレコードを誇る。

 AKIRAは「星選手は若くて勢いがある選手ですが、しっかり倒してインパクトを残そうと思っています。(星の)パンチが硬そうだなと。そこで打ち勝とうと思います」と真っ向勝負を宣言しつつ、今年の目標は「全勝全KO」とした。

 一方の星は、AKIRAについて「2戦ともKO、パンチで倒していて、ムエタイの蹴りも上手くて穴がない選手。前回加藤選手に逆転KOしていて、油断できない」と分析。警戒感を強めた上で「しっかり冷静に戦えたらなと思っています。誰とやっても自分は(相手が)格上だと思っているので、毎回挑戦している。今回も必ず超えられるように頑張ります」と意気込んだ。
AKIRA Jr
「去年からK-1に参戦させていただくことになって、今いい結果で来ています。そして『K'FESTA』という素晴らしい舞台で試合できることをうれしく思っています。星選手は若くて勢いがある選手ですが、しっかり倒してインパクトを残そうと思っています。(相手の印象、どのような試合をしたいか?)僕もそうですが、K-1に上がってフルラウンド戦っていなくて、わからないところもあるけど、パンチが硬そうだなと。そこで打ち勝とうと思います。(今回は挑まれる立場となるが?)別に格下とは思っていないです。クルーザー級でかなり実力がある選手だと思っているので、そこは変わらず僕は挑戦する側だと思っている。変わらず挑戦します。(今年の目標は?)全勝全KOです」

星龍之介
「今回『K'FESTA』に出場させていただくことになって、うれしく思います。去年、『K'FESTA.5』でデビューさせていただいて、プレリミナリーファイトでしたが、今回は本戦で出場させていただくことになって、しっかり勝たないと先にいけないと思います。AKIRA選手はトップ選手をKOしてここまで来ている選手で、ここはしっかり勝たないと意味がないので、応援よろしくお願いします。

(相手の印象とどのような試合をしたいか)2戦ともKO、パンチで倒していて、ムエタイのキックも上手くて穴がない選手。前回加藤選手に逆転KOしていて、油断できないです。しっかり冷静に戦えたらなと思っています。(キャリアで一番強い相手?)そうですね。トップ選手2人をKOしてますし、実績というか実力が出ている選手だと思います。僕は次が4戦目ですが、誰とやっても自分は(相手が)格上だと思っているので、挑戦する気持ち。必ず超えないといけない壁だと思って、毎回挑戦しています。今回も必ず壁を超えられるように頑張ります。

(今年の目標は?)自分は、まだ今すぐベルトに挑戦したいと言えるほどの経験が足りないです。今年は去年以上に試合をして、経験を積んで最終的にはベルトが取れるように経験を積みたいですね」
チケット購入