「Krush.143」11.26(土)後楽園 鈴木勇人がトファネリとの熱戦を制してリベンジ達成!東本央貴が大月晴明に延長判定勝利、松本勇汰がハイキックKOでインパクトを残す
当初今大会では王者・璃明武と挑戦者・永坂吏羅によるKrushスーパー・バンタム級タイトルマッチがに予定されたが、璃明武が負傷により大会を欠場。代わりに鈴木勇人とヴィトー・トファネリのスーパー・ライト級戦がメインイベントで行われた。両者は2021年3月の「K’FESTA.4 Day.1」で対戦しており、この時はトファネリが鈴木に3R TKO勝ちを収めている。
試合はリベンジを狙う鈴木は得意の左ミドル・左ローからパンチで畳みかけ、トファネリも空手仕込みの強烈な右ローと回転技で応戦。激しい削り合いになるが、最終3Rでも前に出続けた鈴木が判定3-0で勝利し、トファネリにリベンジを果たした。
セミファイナルでは48歳となる第3代Krushスーパー・フェザー級王者“爆腕”大月晴明が1年10カ月ぶりとなる復帰戦。こちらも7カ月ぶりの試合となる東本央貴と対戦した。ともに一発で試合を終わらせる武器を持つ両者の対戦はどちらも譲らず。延長Rまでもつれ込み、東本がストレート・アッパーとサウスポーからの攻撃を当て判定2-1で競り勝った。今大会では第1試合~第3試合までスーパー・フェザー級の試合が並び、第2試合に登場した松山勇汰がハイキック2連発でKO勝利を収め、インパクトを残した。
タイトルマッチが中止となった永坂は同門の大岩龍矢と2分2Rのエキシビションマッチを実施。ベースとするテコンドーの後ろ回し蹴りで大岩の顔をとらえるなど見せ場を作ると、終了後は「チャンピオンには早く怪我を治してもらって、俺がチャンピオンを食って、K-1 NEXTを引っ張っていこうと思っています」ファンにメッセージを送った。
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