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「Krush.143」11.26(土)後楽園 優「もっと気持ちが出た優を見せる」vs松谷綺「蹴りで倒して目立ちます」、MOE「しっかりパワーで倒す」vsケイト・ウィラサクレック「テクニックで勝負する」

 11月25日(金)都内にて、開催を明日に控えた「Krush.143」後楽園ホール大会の公開計量と前日記者会見が行なわれた。

 第6・7試合はKrush女子によるワンマッチが続く。第6試合では前戦からミニマム級に階級をアップし、王座設立を狙うMOEと連勝で波に乗るケイト・ウィラサクレックによるKrush女子ミニマム級ワンマッチが行なわれる。

 MOEは「この階級にベルトを作ってもらえるような面白い試合をする」と王座設立に向け熱烈アピール。前大会で大いに盛り上がりを見せた菅原美優とチャン・リーの一戦に触れると「菅原選手はめっちゃ上手くなっていましたけど、自分は階級をアップしてパワーがあるので、しっかりパワーで倒したい」とKO勝利を誓った。

 対するケイトもまた「菅原さんとチャン・リーさんの試合は面白かったけれど、自分ならもっと面白い試合ができる」と断言。「女子は近い距離でぐちゃぐちゃな試合が多い。距離を取ってテクニックで勝負したい」と、MOEとは対照的にテクニックでの勝利を宣言した。

 第7試合は両者再起戦となる優と松谷綺の一戦だ。今年2月に菅原とのKrush女子アトム級タイトルマッチに敗れて以来の出場となる優は「明日は楽しんでやれば結果いい試合になります。自分らしく戦えれば」と自然体。「もっと気持ちの出た優を見てもらえたら」と、アグレッシブなスタンスで試合の臨む構えを見せた。

 一方の松谷は6月の初代K-1女子アトム級王座決定トーナメントで菅原に敗れてからの再起戦。菅原がチャン・リー戦でパンチでダウンを奪ったことを引き合いに「自分は蹴りで倒して目立ちたい。次に繋がるように圧倒して、自分が必ず勝つ」と王座挑戦に向けた再起を誓った。

「明日は一番面白い試合をする…というよりは、自分が一番目立つ試合が出来るように圧倒して勝ちたいと思います。(計量で相手を見た印象)あんまり印象……いつも余り思わないので特にないですけど。意外とガッチリしていてパワーありそうだなと思いました。イメージ通りですかね。

(前大会では女子選手の菅原とチャン・リーが会場を沸かせたが)楽しんで明日はやりたいと思います。そうしたら結果、いい試合になると思いますので、自分らしく戦えればと思っています。(明日の試合でどこを見てもらいたい?)私はみんなが思うほど気持ちが強くないので、もっと気持ちを出せると思います。明日はもっと気持ちの出た優を見てもらえたらなと思います。

(ファンへメッセージ)いろいろ考えたんですけど、私は人生懸けて格闘技をやっているわけじゃなくて、でも自分の中では格闘技は人生の一部なので、そういった気持ちもそうですけど、熱いものを明日はみなさんに見てもらえればと思います」

松谷綺
「明日は自分が圧倒して楽しんで勝ちたいなと思います。(計量で相手を見た印象)身長が高くて、全体的に薄いなという印象です。(前大会では女子選手の菅原とチャン・リーが会場を沸かせたが)菅原選手はパンチで倒していたと思うんですけど、パンチで倒す選手は多いと思うので、自分は蹴りで倒して目立ちたいなと思います。

(明日の試合でどこを見てもらいたい?)テクニックとスピード。自分は蹴りが得意なので、そこを見てもらえたらなと思います。(ファンへメッセージ)明日は次に繋がるような試合をできるように圧倒して自分が必ず勝つので楽しみにしていてください」
MOE
「階級を上げて2戦目なんですけど、この階級にベルトがないので、ベルトを作ってもらえるような面白い試合をして、明日は倒しにいくので楽しみにしていてください。(計量で相手を見た印象)身長でっかいなという感じ。後はやっぱり身長でかい分、細いのかなと思いました。

(前大会では女子選手の菅原とチャン・リーが会場を沸かせたが)菅原美優選手はめっちゃ上手くなってて強くなっていたなと思うんですけど、自分は菅原選手より上の階級に上げてパワーもあるので、菅原選手はテクニックで倒していた印象なんですけど、私はパワーでしっかり倒したいと思います。

(明日の試合でどこを見てもらいたい?)私は周りの選手よりも速いと思っているし、パワーも今回はしっかりあるので、パワー、スピード、テクニック。相手は長さ(リーチ)があって遠くで戦いたいと言っていたと思うんですけど、長さなんて関係ないので、自分のテクニックとパワーをしっかり見せて勝ちます。

(ファンへメッセージ)明日は絶対にいい勝ち方をして、この階級にベルトを作ってもらえるように頑張るし、この階級のチャンピオンはMOEやろと思ってもらえるような試合をするので、楽しみにしていてください」

ケイト・ウィラサクレック
「今回の試合、女子も結構いる中で、この中でも一番面白い試合をしたいなと思っています。自分は『アグレッシブな試合をする』という声が周りから結構あるので、今回もそれに応えていきたいと思います。

(計量で相手を見た印象)特にないですね。体は小さいなと思いました。(前大会では女子選手の菅原とチャン・リーが会場を沸かせたが)前回メインの試合は見てて面白かったんですけど、その試合よりももっと面白い試合が自分はできるんじゃないかと思っているので、もっと面白い試合をしていきたいなと思っています。

(明日の試合でどこを見てもらいたい?)女子は近い距離でぐちゃぐちゃな試合が多いなと思っているので、距離をとってテクニックで勝負していきたいなと思っています。(ファンへメッセージ)明日会場にいるみんな、心の中で叫んでください!」
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