「Krush.143」11.26(土)後楽園<インタビュー>優「後輩たちのためにもうひと踏ん張り、自分が背中を見せてやりたいなと思ったのが頑張るきっかけ」
――2月のKrush後楽園大会以来の試合が決まりました。
「結構期間が空きましたけど、わりとずっと練習はしていましたし、自分の中で目標がまた新しくあるので、その1歩をまた踏み出せるように頑張ろうと思います」
――優選手は6月の“K-1初の女子大会”「RING OF VENUS」(以下、ROV)を欠場となりましたが、あの大会を見た感想を聞かせてください。
「アトム級の王座決定トーナメントは見たんですけど。不思議とあの中になんで自分がいないんだろうという変な感じはなかったです。客観的に見ていて、みんな凄い良かった大会だと思いました」
――自分ならあのトーナメントに割って入っていけるという感覚はありましたか?
「2月の(Krush女子アトム級)タイトルマッチに勝ってたら入ってるとは思ったんですけど、負けた時点でないっていう確信はあったし、正直言って怪我してたんで、ちょっと難しい状況だったんですよね。だからあんまり考えられなかったです」
――ここからまたリスタートになりますね。では対戦相手の松谷綺選手にはどんな印象を持っていますか?
「毎試合凄く上手に戦っていて、一番やりづらい相手だなとは思っています」
――お互いKrush王者の菅原美優選手と対戦していますが、この一戦から先に見据えているものはなんでしょう?
「自分がもう一回(試合を)やろうと思った理由、ちゃんと毎日練習している理由があって。ウチのジム(NEXTLEVEL渋谷)は結構女の子が強くて、若い女の子たちが今たくさん入ってきているんですよね。アマチュア大会に出るレベルの子たちも含めると10人ぐらいいるんです。正直、自分はもう教える立場でもあったりして、その子たちにもう一回カッコいいところをちゃんと見せないとなって思ったのが理由です」
――そういった理由があったんですね。
「4月の時点ではそういう子が3人ぐらいしかいなかったんですけど、この春から続々と増えて。変な話、自分を目的にして来てくれている子たち、私たちみたいに強くなりたいって入ってきてくれている子たちが多いので、そういう後輩たちのためにもうひと踏ん張り、自分が背中を見せてやりたいなと思ったのが頑張るきっかけですね」
――それでは最後にファンの皆さんにメッセージをお願いします。