初代Krush-70kg級王者・健太の初防衛戦。挑戦者の城戸は昨年9月のK-1MAX日本トーナメント1回戦で健太に判定負けしており、城戸にとってはリベンジマッチとなる。1R、健太は一気にパンチで前に出て城戸を下がらせる。しかし城戸はサウスポーに構えて、落ち着いてそれを捌きながら、ローキックを散らして、健太の顔面に左ヒザ蹴り! この一発で健太をふっ飛ばし、いきなりダウンを奪う。立ち上がった健太は猛然と城戸に向かっていくが、前蹴りとローでそれをかわしていく城戸。そして2Rに健太が前に出てきたところに、城戸が今度はバックハンドブロー! これが健太をどんぴしゃりのタイミングで捕らえ、そのまま健太はマットにバッタリ! 城戸が新王者となった! 大声を上げてリング上を駆け回り、喜びを全身で爆発させる城戸。ベルトを腰に巻かれると目に涙を浮かべて王座戴冠の喜びをかみ締める。そして試合後のマイクではジム・関係者に感謝の言葉を述べた後「ファンのみなさん大好きです! 僕はファンのみんなにお返しがしたいので、このあとみんなで一緒にベルトと写真撮りましょう!」と呼びかけ、ファンと喜びを分かち合った。