match result
試合結果
第7試合スーパーファイト【Krush -65kg Fight/3分3R・延長1R】
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試合レビュー
約1年ぶりの復帰戦で梶原の相手を務める寺崎も「梶原選手の残り2試合のうち1試合を任せてもらうことになった。梶原選手の歴史に残るような試合、自分の選手生活にも残るような試合をしたい」とこの一戦への思い入れを語っている。
1R、お互いに距離を探り合う静かな立ち上がり。寺崎が右ストレートで飛び込み、右ハイキック。右アッパーから連打をまとめる。右フック、右ストレートで前に出る寺崎。梶原もじりじりとプレッシャーをかける。そして右ストレートから打ち合う両者。寺崎が左フックを叩き込むと、梶原も鋭いワンツー。激しい打ち合いが続く中、梶原がヒザ蹴りを突き上げてダウンを奪う。再開後、果敢に打ち合う寺崎だったが、梶原が右ストレートを打ち抜いてダウンを奪う。
2R、先にプレッシャーをかけていく梶原。しかし寺崎も負けずに打ち合い、右ストレートでダウンを奪い返す。寺崎が顔面前蹴りから右ストレート、ここから打ち合いになると梶原がなぎ倒すような連打でダウンを奪う。再開後、ここでも打ち合う両者。梶原が右ストレートからパンチをまとめて再びダウンを追加するが、寺崎も飛びヒザ蹴りから猛攻。お互いに頭をつけて火の出るような打ち合い続ける。
3R、寺崎が左フックで飛び込んでワンツー、梶原は左ボディから左フック、右ストレート。寺崎も右アッパーを突き上げて右フック。梶原がワンツーを打つと、寺崎が左フックを叩き込む。お互いの拳が何度顔面を捉えても、倒れれない2人。梶原の右ストレートでのけぞる寺崎もすぐさま右フックを打ち返し、梶原のパンチと寺崎のヒザ蹴りが交錯する。時折、笑顔を浮かべて打ち合う両者。会場からは大声援が巻き起こる。
試合終了のゴングが鳴らされると、両者とも自力で立つことが出来ず。すぐにリングに入ったセコンドの肩を借りて自陣コーナーに戻った。
これぞKrushという壮絶な殴り合いは梶原に軍配。試合後は「俺、あと1試合で引退するけど、若手とかこれでいいの? このあと出てくる狂拳もミノルもヒデも半端ねえよ」と興奮気味にまくしてたてると「俺と最後に激闘を望む相手がいたら受けるからよろしく!」とラストファイトで誰の挑戦も受けると宣言した。
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