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試合結果

ダブルメインイベント第1試合(第6試合)【Krush -67kg級王座決定戦/3分3R・延長1R】

    所属ジム
    HALEO TOP TEAM
    戦歴
    64戦 35勝(12KO) 28敗 1分
    37戦 20勝(7KO) 15敗 2分
    生年月日
    1984.7.15
    1988.12.14
    身長・体重
    173cm ・ 0.0kg
    179cm ・ 0.0kg
    ファイトスタイル
    オーソドックス
    サウスポー
    出身地
    広島県尾道市
    広島県福山市
    SNS

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試合レビュー

第3代Krush-67kg級王座をかけて優弥と牧平が激突。2人は同じ広島県出身で、広島時代には優弥が牧平を指導していたこともある。

対戦カード発表記者会見や事前のインタビューでは、牧平が優弥への想い入れを語ったのに対し、優弥は徹底して「自分には関係ない」というスタンスを貫いていた。

前日会見でも引き締まった表情で緊張感を漂わせながら「(優弥は)自分の輝く道の邪魔でしかない相手なんで、心をへし折りに行く」と闘争心をむき出しにした牧平。

逆に優弥は終始穏やかな表情で「僕自身も、周りを見ても明日は山本優弥の日になる気がする。僕と試合が決まって牧平選手からは僕を『超える』という言葉はあったけど、僕に『勝つ』という言葉は聞けなかった。今までの僕を超える牧平選手を、僕は超えることが出来るので、明日は僕が勝ちます」と勝利を誓っている。

1R、いきなりパンチで突進していった優弥。牧平は距離を取って強烈なインロー、左ミドルと飛びヒザ蹴りを発射する。優弥もそこに左フックと右ストレートを狙う。牧平はミドルと前蹴りで距離を取り、左ストレート、ヒザ蹴り、ハイキック。優弥は構わず前に出て右フック、牧平にロープを背負わせて左ボディを打ち込む。牧平もヒザ蹴りとハイキックで応戦。優弥が左フックで前に出ると、そこにヒザ蹴りを突き刺す。

2R、前蹴りで距離を取る牧平。優弥が右フックを打ち込めば、牧平も左のヒザ蹴り。優弥が距離をつぶして左フック、牧平はガードを固めてローを蹴る。互いにボディに前蹴りを突き刺し、牧平がパンチから左ロー。距離を詰めた優弥は右ストレートを返す。前蹴りとパンチでボディを攻めて左ハイキックにつなげる牧平。優弥は密着してフックを打ち込み、右ストレートで牧平を下がらせる。しかし踏ん張る牧平も前蹴りと左ミドル、左ストレートと左ハイキックで譲らない。

3R、牧平が左ミドル、左ロー、左のヒザ蹴り。優弥も左フック、右すトレートを打って前に出るが、牧平は左ミドルと左のヒザ蹴りを返す。前進し続ける優弥はボディと顔面に細かいパンチを打ち込む。牧平の奥足ローと優弥の右ストレートが交錯。牧平は飛びヒザ蹴りと奥足ロー、優弥も右ストレートを打ち込んで前に出る。本戦判定は30-30、30-30、30-30と差がつかず、延長戦に突入する。

延長R、優弥が右ハイキックするも空振り。牧平がそこにパンチを打ち、これで優弥がバランスを崩し、マットにしりもち。するとレフェリーがダウンを宣告する。この裁定に優弥の表情が一変。牧平の攻撃を受けてもそれを無視し、右フックと右ストレートで突進。牧平のローとハイキックを受けても前進を続ける。牧平も下がりながら必死にヒザ蹴りとローで反撃、優弥は左右のフックで前進を続ける。ここで延長ラウンド終了のゴングが鳴らされる。

試合終了後、レフェリーのダウンの判断について審判団がラウンド映像で審議。その結果、牧平のパンチが当たっていることが分かり、ダウンが認められた。延長判定はジャッジ3名とも10-8で牧平の勝利。牧平が第3代Krush-67kg級王座に就いた。

試合後、牧平は「自分は優弥さんのおかげで格闘技を始めて東京に来ました。優弥さんのことはずっと好きで好きで、今日も本当に不安でしょうがなかったです。今日、優弥さんに勝ったということは、今までの優弥さんを背負ってチャンピオンとして生きていかんといけんと思いました。これからKrushの牧平圭太と言われるように毎日生きていこうと思います!」とファンにメッセージを送った。

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動画

試合情報

BRAND
大会名
2014年4月15日(火)Krush.40
日程
2014年04月15日(火)
会場
東京・後楽園ホール
選手
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