match result
試合結果
メインイベント(第8試合)【Krush -63kg級タイトルマッチ/3分3R・延長1R】
- 戦歴
- 45戦 34勝(19KO) 10敗 1分
- 0戦 0勝(0KO) 0敗 0分
- 生年月日
- 1987.2.5
- 1992.2.28
- 身長・体重
- 177cm ・ 0.0kg
- 176cm ・ 0.0kg
- ファイトスタイル
- オーソドックス
- 出身地
- 京都府京都市
- タンジェ
review
試合レビュー
ブールフは極真空手出身・ローキックを得意とし、“エル・キラー”(殺し屋)の異名を持つ22歳。今回のタイトル挑戦を前に「ベルギーでも有名なKrushでチャンピオンになることは、自分のキャリアにおいて重要なことだ」と語っている。
一方、山崎は「順調に減量も出来て、これからリカバリーしたいと思います。明日はこのベルトの強さを見せて、圧倒的に勝つ。10回やれば10回山崎が勝つなという試合を見せたい」と圧勝を宣言。「Krushの新しい道、第一歩を切り開いていくことが自分の役目です。きっちり防衛して、圧倒的な力の差を見せて、ベルトの価値を上げていきたい。明日はGOLDEN FISTを炸裂させます」とKO衛を固く誓った。
1R、前後へのステップから左ハイキックを蹴る山崎。鋭いワンツーで飛び込むと、一気にパンチをまとめる。ブールフも右フックを返して応戦。山崎はジャブと顔面前蹴り。ブールフもガードをしっかりと上げて打ち合う。右ストレートからヒザ蹴り、ワンツーで前に出るブールフ。山崎は左ミドルで距離を取ってバックキック、そして強烈なバックブローでダウンを奪う。再開後、ヒザ蹴りで前に出る山崎。ブールフも左右のフックを返して引かずに打ち合った。
2R、山崎がしっかりと距離を取って右からパンチをまとめる。ブールフもジャブ・右ローで手数を増やすが、山崎が離れた間合いから飛び込むような右ストレートでダウンを奪う。ブールフがパンチとローで前に出ると、山崎が右から連打。ブールフも果敢に打ち合う。山崎がバックキックと右ストレート、ブールフも右フックを打ち返す。
3R、ブールフは構えをサウスポーにスイッチして前進。山崎はそこに右ストレートを合わせる。ブールフは山崎のジャブに右をかぶせて右ロー、下がる山崎をロープに詰めてパンチとローで攻め込む。しかし山崎が突っ込むブールフにカウンターの左フックをズバリ。ダウンを喫したブールフも必死に立ち上がったが、足元がおぼつかず、レフェリーが試合をストップ。驚異的な粘り強さを見せたブールフを沈めた山崎が貫録のKO勝利で2度目の防衛に成功した。
試合後、山崎は「自分的には練習でやったことが全然できなかったです。ブールフ選手はタフで、しっかり倒したかったけどまだまだです」と試合内容を反省。「また出直してきます。そしてメインをKOで締めて、Krushを盛り上げていくんでよろしくお願いします」とファンにメッセージを送った。
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